店舗を運営していると、色々な集客に繋がるツールやアプリの情報が飛び込んでくると思います。
しかし、以下のような疑問が生まれるのも事実。
- 結局何が自分の店舗に向いているのか分からない
- 色々試したけど中々集客に繋がらない
- アプリ・ツール導入前にしておくことは何？
本記事では、上記の悩みを解決すると共に、実際に店舗の集客向上ツールを提供している弊社がおすすめできるアプリ・ツールもご紹介していきます。
そもそも店舗集客アプリ・ツールで何が出来るのか
店舗集客アプリは、店舗の特徴やオファーをアプリで宣伝することで、新しい顧客を集めたりリピート客を増やしたりするためのデジタルマーケティングの手段です。
また、店舗集客アプリ・ツールには、さまざまな種類が存在します。
例えば、オファーコードを配信することで、来店を促進するツールや、ポイントカード機能を使って、リピーターを獲得する機能を持つアプリなど様々。
次の見出しでは、種類豊富な店舗集客アプリの選び方と、編集部おすすめのものを5つ紹介していきます。
おすすめの店舗集客アプリ・ツール5選
①LINE for Business
LINEを活用したビジネス向けのプラットフォームで、広告配信やメッセージ配信、クーポン配布など、顧客とのコミュニケーションを強化する機能が提供されています。
- 初期費用: なし
- 月額料金: フリープランから利用可能で、機能により追加料金が発生します。
②Retty
日本最大級の実名型グルメサービス。レストランの口コミ・予約サイトで、全国約70万店舗ほどのお店を掲載しており、飲食店舗が自店舗の情報を掲載し、集客を図ることができます。
- 初期費用: なし
- 月額料金: 10,000円（税抜）
③aumoマイビジネス
ビジネス向けのプロモーション支援ツールで、店舗情報の一元管理や集客支援、販促支援などの機能があります。
- 初期費用: なし
- 月額料金: 5,000円〜（税抜）
④Airレジ
Airレジは、iPadやiPhoneを使ってレジ操作ができるサービスです。商品管理、売上分析、顧客管理などの機能があり、また、広告出稿機能や小売店や飲食店など様々な業種で利用されています。
- 初期費用: なし
- 月額料金: 基本的に無料で利用できますが、オーダーエントリーシステムの「Airレジハンディ」を連携した場合は、13,200円（税込）の月額料金が発生します。
⑤MEOチェキ
ローカルSEO対策を支援するツールで、GoogleマイビジネスやYahoo!ロコの順位計測・効果測定・運用効率化・分析が可能です。
- 初期費用: なし
- 月額料金: エントリープランが3,278円（税込）、プレミアムプランが5,478円（税込）、プロフェッショナルプランが16,500円（税込）から
店舗向け集客ツール・アプリを活用する前に行うべきことは？
この見出しでは、店舗集客アプリを導入するにあたり、事前に準備すべきことや注意すべき点について解説します。
導入直前に課題が発生しないよう、入念にチェックしておいてください。
集客ターゲットは明確になっているか確認
舗向け集客ツール・アプリを導入する前に、集客ターゲットを明確にすることが重要です。
誰に対して宣伝をするのか、どのような購買層を対象にしているのかを明確にすることで、ターゲットに合わせた集客施策を立てることができます。
そのため、集客ターゲットについては入念に検討し、明確にしておきましょう。
運用リソースは確保できそうか
店舗向け集客ツール・アプリを導入する際には、アプリを運用するために必要な人材や技術、システムなどが整っているかを確認しましょう。
アプリを導入した後に運用に必要なリソースを確保できていないと、アプリの効果を最大限に引き出すことができなくなります。
そのため、アプリ導入前に誰が担当者で、どのように運用を進めていくかを導入前に決めるようにしましょう。
プロモーションのスケジュール・計画は考えているか
店舗向け集客ツール・アプリを導入する際には、プロモーションのスケジュール・計画を考えておくことが重要です。
ツール・アプリを導入した後に、どのようなプロモーションを行うのか、どのようなタイミングで活用を行うのかを考えておくことで、アプリの効果を最大限に引き出すことができます。
例えば、何月にどこまで運用を進めて、何月までに対象のアプリ・ツール上でどういう成果を出していくかまで明確にしておきましょう。
そのため、ツール・アプリ導入前に、プロモーションのスケジュール・計画を自店舗内で練っておきましょう。
店舗向け集客アプリ・ツールの導入のメリット・デメリット
店舗集客のアプリ・ツールを入れるにあたって、良いこともあれば、対応範囲の問題や新しい課題が発生することも。
以下で、店舗集客アプリ・ツールの導入に関するメリット・デメリットを解説していきます。
店舗集客アプリ・ツール導入のメリット
メリットはざっくり以下となります。
①集客増加
アプリ・ツールを活用することで、店舗の情報が多くのユーザーにアクセス可能になります。
また、予約機能やクーポンなどの特典を提供することで、新規顧客の獲得やリピート率の向上につながる場合があります。
②マーケティング効果の分析ができるように
アプリ・ツールで確認ができる売上データや顧客行動のデータの収集・分析により、効果的なマーケティング施策の立案や効果測定が可能になります。
③顧客管理の向上
アプリ・ツールを利用することで、顧客データの管理が容易に。
顧客の嗜好や来店履歴の把握により、個別のマーケティング施策を展開することができます。
④集客業務フローの効率化
アプリ・ツールには予約管理、在庫管理、決済機能などが含まれる場合があり、業務の効率化が図れます。煩雑な業務を自動化することで、スタッフの負担を軽減し、業務の品質向上に繋げることもできます。
店舗集客アプリ・ツール導入のデメリット
①導入コストがかかる
アプリ・ツールの導入には初期投資が必要です。設定費用、保守費用などが発生する場合があります。
特に小規模店舗にとっては負担となる可能性があるため、あらかじめ費用対効果を出すようにしましょう。
②既存スタッフの運用負担
アプリ・ツールの運用には、一定の人的リソースや時間が必要です。
データの入力・管理、マーケティング施策の企画・実施、顧客サポートなどの業務が発生するため、店舗スタッフの運用負担が増えるかもしれません。
ツール・アプリを導入した際の増加する業務工数をあらかじめ算出し、余裕を持って対応できるようにしましょう。
③利用者の拒否感
一部の利用者が使用感に慣れず、結果的に使わない・活用しない、といったケースが発生する可能性もあります。
また、アプリ・ツールの利用方法が難しく、ある程度のリテラシーが必要な場合は敷居が高く感じることも。
上記を未然に防ぐため、デモ利用が可能な有料アプリ・ツールは一度体験を行ったのちに導入を検討するようにしましょう。
店舗向け集客アプリ・ツールの具体的な活用方法は？
この見出しでは、店舗集客アプリを使った顧客獲得の方法を紹介します。
集客アプリ・ツールならではの施策を活用しましょう。
①クーポンや特典の提供
クーポンや特典の提供は、アプリ・ツールを通じて顧客への付加価値を提供する効果的な手段です。
例えば、初回利用の顧客に対して割引クーポンや無料サービスを提供することで、新規顧客の関心を引きつけ、店舗への訪問を促したり、限定商品や季節限定メニューを提供する際に、アプリ・ツール上で特別なクーポンを配布し、利用者に特典を享受させることで、イベントへの参加やメニューの購入を促したりできます。
②予約管理機能の活用
予約管理機能の活用により、店舗は予約受付の効率化、在庫や席の管理の最適化、顧客情報の収集と活用、コミュニケーション強化、データ分析と効果測定などを実現することができます。
電話や直接の来店による予約手続きを省くことができ、利用者はアプリ上で簡単に予約できるため、店舗側の業務負担を軽減し、受付作業の効率化が図れます。
また、顧客情報をデータベース化し、将来のマーケティング施策や顧客管理に活用できます。
例えば、顧客の誕生日や記念日に特別なサービスを提供するなど、顧客ロイヤルティの向上につなげることも可能です。
③メールマーケティングやプッシュ通知
メールマーケティングやプッシュ通知を活用することで、店舗は顧客に対して最新情報や特典を提供し、集客効果を高めることができます。
例えば、新サービスの案内やキャンペーンの案内・一度は来店したが購買に至らなかった顧客に対してリマーケティング活動など、集客効果の最大化が可能です。
④口コミやレビューの活用
集めた口コミやレビューを、マーケティング活動に活かしましょう。
顧客の声や評価を広告や宣伝文に活用することで、信頼性や魅力の訴求が可能です。
また、レビューは顧客の本音や評価を知る貴重な情報源です。
アプリ・ツールを活用して集めたレビューを分析し、店舗の改善点や強みを把握しましょう。
⑤ソーシャルメディア連携
ソーシャルメディア連携は、店舗の情報や特典を広くシェアし、ソーシャルメディアを通じて顧客の関心を引き、集客効果を高める上で重要な項目です。
まず、店舗向けの集客アプリ・ツールを利用する際に、ソーシャルメディア連携機能が提供されているか確認しましょう。
主要なソーシャルメディアプラットフォーム（例：Facebook、Instagram、Twitter）との連携が可能であることが望ましいです。
ソーシャルメディアと連携し、様々な窓口に一つのツールで情報発信ができるようになることで、対応工数を最小限にしながら、情報発信を効率化し、プロモーション力を最大化することが可能です。
自店舗に合った店舗集客アプリ・ツール導入のポイントは？
この見出しでは、自店舗に合った店舗集客アプリ・ツールの導入ポイントについて解説します。
前述したメリット・デメリットと併せ、導入前に確認しておきましょう。
①機能を確認する
導入を予定しているアプリやツールが提供する機能が、自店舗の必要なことに合っているか確認しましょう。
予約管理機能、クーポン配布、顧客管理、レビュー機能など、必要な機能があるかどうかを確認し、自店舗の業務を効率的にし、自店舗の顧客が満足し、来店に影響するかどうかを考えましょう。
②使いやすいアプリやツールを選ぶ
自店舗の利用者が使いやすく、操作が簡単なアプリやツールを選択しましょう。
デザインや使いやすさ、アプリ・ツールの安定性など、自店舗の利用者が満足する要素を重視しましょう。
③データ分析機能を確認する
集客効果の測定やマーケティング施策の改善には、データ分析機能が必要です。
アプリやツールが提供する売上データや顧客データの収集・分析が適切にできるか確認しましょう。
データに基づく意思決定ができることは、集客の最適化に繋がります。
④カスタマーサポート体制を確認する
アプリやツールの提供元が適切なカスタマーサポートを提供しているか確認するようにしましょう。
トラブルや質問があった場合に、迅速かつ適切に対応してくれるか、連絡先やサポート体制を確認することが重要です。
⑤コストを考慮する
アプリやツールの導入コストやランニングコストと自店舗の予算との整合性や、導入後のコスト効果を見極めることが重要です。
上記のポイントを踏まえながら、自店舗の特性やニーズに合った店舗集客アプリ・ツールを選ぶことが重要です。
複数のアプリ・ツールを比較検討し、デモや無料トライアルを利用して実際の使用感や効果を確認するようにしましょう。
店舗集客アプリ・ツールまとめ
本記事では、店舗集客に使えるアプリ・ツールの選び方や導入前の準備、メリット・デメリット、顧客獲得の活用法、自店舗に合ったアプリ・ツールの選び方について解説しました。
店舗事業主の方は、自店舗にどのようなツールを入れれば集客が増えるのか、本記事を参照し考えてみてください。
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ぜひお気軽にお問い合わせください。
新宿を本社とするWebマーケティング会社でマーケター・ディレクターとしてローカルビジネスのサポート経験を蓄積した後、トライハッチにジョイン。マーケティングチームMGRとしてクライアントから寄せられるGoogleビジネスプロフィール運用におけるコンサルティング・集客課題の解決や、MEOの調査・傾向分析を主に行う。同社にはフルリモートでのジョインであったが、2022年4月より、居住地である香川県高松支社の立ち上げ責任者として従事。2023年からはインハウスマーケターとして、BtoBマーケティングを主な業務としている。陸上自衛隊出身。