店舗のオーナー様や企業のマーケティング担当者様の中には、複数のGoogleマイビジネスを管理・運用している方も多いと思います。

Googleには複数店舗を登録するための便利な機能がある一方で、管理画面で一度に複数のマイビジネスの更新・分析ができないといったデメリットもあります。

今回は、複数のGoogleマイビジネスを運用する上でできることできないことを紹介します。

Googleマイビジネスの複数管理できること

複数店舗のマイビジネスを作成し、オーナー登録や権限追加をしていく段階では一括登録を行うことができます。

具体的に3つご紹介します。

複数のGoogleマイビジネスを一括登録できる!

店舗のGoogleマイビジネス運用を始めるにあたり、複数店舗のマイビジネスを一括登録することは可能です。

ただし、以下のような条件があります。

  • 登録をしたい店舗数が10店舗以上ある
  • Webサイトのドメインが存在している
  • Webサイトのドメインと同じアドレスを持っている
  • 同一ドメインのWebサイト内に店舗ごとの個別ページが存在する

マイビジネスの一括登録を申請するためには、ビジネスと申請者の関係性を確認するために、Webサイトと同じドメインのメールアドレスで認証作業を行うことが必要になります。

方法

  1. Googleマイビジネスの管理画面で「ビジネス情報を追加」をクリックし、「ビジネス情報をインポート」を選択する
  2. ExcelまたはCSV形式でテンプレートを取得する
  3. テンプレートに登録したい店舗の情報を記載してアカウント内にアップロードする

テンプレートには各店舗のURLを記載する欄があります。このとき、店舗ごとにドメインの異なるページを記載していたり、SNSのURLを記載していたりすると申請が通りません。

また、個別のページがなく「店舗一覧」として店舗情報を羅列しているページも対象外となるため、注意が必要です。

複数店舗のオーナー登録も一括でできる!

Googleマイビジネスに登録した複数店舗を一括でオーナー登録することも可能です。

方法

  1. テンプレートのデータをアップロードしたあと、改めてGoogleマイビジネスの管理画面にログインする
  2. ビジネス名の横にある「オーナー確認を行う」という項目をクリックする
  3. 「チェーン」をクリックする
  4. 必要事項を入力し、「確認をリクエスト」をクリックする

リクエストから1週間ほど待てば、オーナー確認が完了し、オーナーとしてマイビジネスを管理・運用していくことができるようになります。

複数のアカウントにユーザー権限を付与できる!

Googleマイビジネスでは権限の追加を行うことで、複数のユーザーでマイビジネスを管理することが可能です。

方法

  1. Googleマイビジネスにログインし、管理画面右上の「ビジネスグループを作成」を選択する
  2. グループ名を入力し、「作成」をクリックしてグループを作成する
  3. グループに追加したい店舗を選択し、「操作」のメニューから「ビジネス情報を移管」をクリックする
  4. 追加先のグループ名を指定する

ここまでで、選択した店舗がグループ内に追加されます。

店舗のグルーピングができたら、グループの管理画面で「ユーザーを管理」「権限を管理」の項目から追加したいユーザーのメールアドレスと権限を選択して招待します。

各権限の概要は下記の通りです。詳しくはGoogleマイビジネスのヘルプページにも記載されています。

  • オーナーアカウント
  • 管理者アカウント

この機能を活用することで、複数名でGoogleマイビジネスを管理する場合に「店舗の責任者」「エリアマネージャー」「本部の管理担当」などそれぞれに権限を分けて付与することも可能になります。

複数店舗の管理で手間になるもの

一方で、複数店舗のマイビジネスを運用するときに以下のような悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

  • 全店舗のマイビジネスに写真の追加や投稿をするとき、とても時間がかかってしまう
  • コロナウイルスの影響で営業時間を変更するのが大変
  • 店舗ごとのインサイトデータの比較や、ブランドごと・エリアごとのまとまったデータの閲覧が難しい

登録までは一括でできる部分も多いですが、登録後の運用面ではマイビジネスの数が多いほど運用工数がかかってしまうこともあります。

投稿の一括登録には制限がある

マイビジネスに店舗の写真をアップロードしたり、投稿で情報発信をすることはローカルSEO(MEO)対策においても重要です。ですが、複数のGoogleマイビジネスを同時に更新する機能は現状ごく一部に限られています。

写真や投稿のほか、メニューや営業時間なども一つ一つのアカウントに入って手作業で更新する必要があります。

インサイトデータの横断比較に手間がかかる

複数店舗を展開している場合、各店舗ごとの検索表示回数を調べて比較したり、経路が表示された回数・Webサイトへのアクセス・電話をタップした回数を分析したりする必要もあるかと思います。

Googleの管理画面からは一つの店舗についてそのデータを見ることができますが、複数店舗をグルーピングして比較検討するようなことはできません。

そのため、一つ一つ調べてExcelでまとめる、などといった手間のかかる作業が発生しやすいです。

改ざん防止の機能はない

Googleマイビジネスのビジネス名・住所・電話番号・Webサイト・営業時間といった情報は第三者が自由に書き換えることができてしまいます。

Googleにはそれらが変更されたときにメール通知があるものの、いち早く気づいて修正するためには目視でのチェックが必要です。

管理している店舗数が多いと、この作業は大変な手間になってしまいます。

改ざんは悪意のある情報編集である場合も多く、顧客の機会損失やブランドイメージを損なうリスクもあるため、望まない改ざんは未然に防ぐ必要があります。

おわりに

複数店舗のGoogleマイビジネスを運用していく上で、Googleの機能では「マイビジネスの一括登録」「一括でオーナー登録」「店舗グループへの権限付与」ができます。

一方で、「写真や投稿・ビジネス情報の一括編集」「インサイトデータの一覧比較」「改ざん防止」に制限がある、または対応範囲外であることがおわかりいただけたでしょうか。

当社が独自で開発を行っている『MEOチェキfor複数店舗』では、Googleの管理画面からはできない一括編集や改ざん防止、グループインサイトの確認もできるようになります。

運用を効率化し、ローカルSEO(MEO)の効果を最大化していくためにこうしたツールを導入することも一つの手です。

複数店舗のマイビジネスを管理している方は、ぜひ参考にしてみてください。