ライザップは「結果にコミットする」というキャッチコピーのCMが有名な企業です。そんなライザップではCM以外でも様々な広告戦略やプロモーション戦略を駆使しており、ライザップの広告戦略には学ぶべき点が多くあります。

この記事で分かること
  • ライザップの広告戦略
  • ライザップのプロモーション戦略
  • ライザップの戦略から実践すべき戦略

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目次
  1. ジム業界が抱える課題
  2. ジム顧客のアンケート結果
  3. フィットネスジム業界の事業者が行うべきGBP運用
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ライザップとはどのような企業か?

ライザップは2003年に創業、元々は健康食品を販売する企業でした。その後、パーソナルジムであるライザップ事業を始めたことにより、売上規模をさらに増やし、有名となっていきました。

ライザップ事業が始まった当時はパーソナルジムがブルーオーシャンとなっていた点や後述する広告戦略、プロモーション戦略が上手くはまった結果、ライザップは大きく成功した企業となりました。

ライザップのCMには多くの有名人が起用されており、「結果にコミットする」というキャッチコピーが有名といえるでしょう。

ライザップの広告戦略|洗練されたキャッチコピー

ライザップの広告戦略の代表的なものといえば、「洗練されたキャッチコピー」です。

テレビCMや電車の中吊り広告、インターネット広告などで一度は「結果にコミットする」というキャッチコピーを見たことがあるのではないでしょうか。

なぜこのキャッチコピーが優れているのかに着目しながら、ライザップの広告戦略について解説します。

直接的な表現からより洗練されたキャッチコピーへ

ライザップは元々、健康コーポレーションといった健康食品を販売する企業でした。そのため、健康食品を食べたらどうなるのかに焦点をおいたキャッチコピーを使用していました。

そのため、ライザップにおける当初のキャッチコピーでは「たった2カ月でマイナス15キロ」といった直接的な表現をしています。

「たった2カ月でマイナス15キロ」のフレーズでも結果が分かりやすいのですが、このキャッチコピーは特定の人にしか響かないキャッチコピーであるとともに、フレーズというには少し長いのが欠点でした。

その後、的に結果が分かるフレーズという条件を満たす「結果にコミットする」という洗練されたキャッチコピーが誕生します。

ライザップのサービスをうけた結果、どのように瘦せていくのかをイメージさせながらも分かりやすいフレーズをうみだしたことはライザップの広告戦略の中でも重要な部分といえるでしょう。

ライザップ広告によるブランディング戦略

ライザップの広告戦略である洗練されたキャッチコピーに通ずるものがありますが、ライザップ広告によるブランディング戦略も優れているといえます。

なぜ、ライザップのブランディング戦略がすぐれているのかみていきましょう。

様々な媒体で「結果にコミットする」をアピール

ライザップ広告のブランディング戦略で優れている部分は、実証映像とキャッチコピー(結果にコミットする)のみをCMで流したことです。

一般的な企業では以下のようなアピールをしていました。

  • ~kg痩せることができる
  • サービスのメリットやデメリット
  • サービスや商品特徴

上記のアピールは説明を読み込むタイプにはささる説明ですが、多くの方は説明を読み込む前に興味を失って離れていきます。

そんな状況の中、ライザップの広告においては「結果にコミットする」というフレーズにあわせて、サービス利用者のBeforeとAfterを映し出すことにより、一目見て「自分でもやせられるかも」と思わせることに成功しました。

こうした差別化ができたことから、ライザップにいけば自分も痩せることに対してコミットメントできるというブランディングを確立させたのです。

また、30日間返金保証という強気な戦略も「結果にコミットする」というキャッチコピーにおける店側の姿勢として上手くマッチしています。

ライザップのCMプロモーション戦略

ライザップのCMプロモーション戦略を紹介します。主に学べる点は以下の2つです。

ライザップのCMプロモーション戦略で学べる点
  • キャッチコピー×有名人の起用
  • やせた自分をイメージさせるCM戦略

次の項目で詳しくみていきましょう。

キャッチコピー×有名人の起用

これまでライザップのキャッチコピーが優れている点は紹介してきましたが、有名人を起用することにより、その効果をさらに高めることに成功しています。

これまで太っていた有名人を起用し、太って自信がなかったころのBeforeと痩せて自信が出たAfter、「結果にコミットする」というCMを流した結果、「自分の見知った有名人でも瘦せることができる」というイメージを与えることができたのです。

やせた自分をイメージさせるCM戦略

多くのパーソナルジムでみられる「~kg痩せられます」というフレーズでは実際に自分がダイエットした際、見た目にどこまで変化が起こるのか想像しにくいといった欠点があります。

一方、ライザップのCMではBeforeとAfterの視覚からうったえるため、自分と同じような体格の方がCMに出演していれば「自分もこれだけ瘦せられるかも」というイメージを持たせられるでしょう。

やせた自分をいかにイメージさせられるかはサービスを申し込むか否かを判断する上で重要な指標となってきますので、視覚的に分かりやすい動画や画像は積極的に採用した方が良いこと学べます。

ライザップ×アフィリエイト戦略

ライザップは広告戦略やプロモーション戦略とは別にアフィリエイト戦略にも秀でています。アフィリエイト戦略として学べるのは以下の3点です。

アフィリエイト戦略として学べる点
  • ネガティブワードへのSEO対策
  • アフィリエイトプログラムで拡散力を高める
  • MEO対策でO2Oマーケティングまで対応

では次の項目で詳しくみていきましょう。

ネガティブワードへのSEO対策

Google検索をすると、「サービス名 よくない」といったネガティブワードを検索する方が多くいらっしゃいます。

人はポジティブな意見よりもネガティブな意見を検索する割合の方が多いです。

キーワードボリュームと呼ばれる、そのキーワードがどれだけ検索されているのかという指標をみると、ネガティブワードの方が多く検索されています。

このようなネガティブワードを元にアフィリエイターが記事作成をすると、記事タイトルはネガティブなものの、記事の中身はライザップを褒めるといった構成の記事が多く並ぶのです。

ライザップ側はネガティブワードの対策ができ、アフィリエイター側はアフィリエイト報酬がもらえるというwin-winな関係となっています。

このように上手くネガティブワードへのSEO対策をおこなうことにより、ライザップに対して不安に思っている方達も見込み客とすることができるのです。

アフィリエイトプログラムで拡散力を高める

ネガティブワードへのSEO対策においても解説しましたが、ライザップはアフィリエイト広告に力を入れており、多くのアフィリエイト広告を出しています。

アフィリエイトと通常の広告でどのような違いがあるのかというと、アフィリエイトはサービスに入会もしくは申し込みがあった時点で報酬を支払いますが、広告は成果に関係なく報酬を支払います。

したがって、普通に広告をうつよりもアフィリエイトの方が資金効率が良いといった特徴を持っています。

アフィリエイター次第では大きく稼げるため、自ら莫大な広告をうたなくてもアフィリエイターが勝手に記事を作成し、宣伝してくれる点がメリットといえるでしょう。

MEO対策でO2Oマーケティングまで対応

MEO対策とはマップエンジン最適化のことをいい、Googleマップ上で上位にくるような施策を打つことです。

また、O2O対策とはオンラインだけでなく、オフラインの対策も同時に行う対策のことをいいます。

いくらインターネット上でメリットをうたっている記事や意見が多くとも、それはライザップ全体のイメージ戦略です。

ライザップの店舗ごとの評判や特徴は分かりにくいため、MEO対策をおこない、店舗ごとの評判や特徴を見込み客に分かりやすくしたり、店舗が検索結果の上位にくるようにしたりします。

この結果、オンライン上の企業ブランド、オフラインの店舗、両方のイメージを向上させることが可能です。

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ライザップから学べる5つの広告戦略

ライザップから学べる広告戦略は以下の5つです。

ライザップから学べる広告戦略
  • 洗練されたキャッチコピー
  • 視聴者にイメージしやすい広告を作成
  • 一般人や芸能人を起用して行動を促す
  • アフィリエイトプログラムの活用
  • 出口戦略としてのGoogleビジネスプロフィール活用

では次の項目で詳しくみていきましょう。

①洗練されたキャッチコピー

短いかつインパクトを残す洗練されたキャッチコピーを使用することにより、多くの見込み客にリーチすることができます。

キャッチコピーがよくないと、企業に対して関心を引くことが難しくなるため、見込み客のすそ野が狭まってしまいます。

少しでも多くの見込み客にリーチできるよう、最適なキャッチコピーを考えましょう

②視聴者にイメージしやすい広告を作成

視聴者が広告を見た際に一発で効果をイメージしやすいことは購買行動を促す点において重要だといえるでしょう。

ライザップではサービス利用のBeforeとAfterを流すことで、視覚的にどれだけ瘦せられるのかをCMとしていました。

このような分かりやすい広告を作成し、見込み客が自分もサービスをうければ結果がどうなるかを認識させ購買行動を促進させましょう

③一般人や芸能人を起用して行動を促す

CMに一般人を起用した場合は親近感がわく方が多いことがメリットとなり、芸能人を起用するメリットは幅広い層にリーチが可能です。

ライザップでは一般人、芸能人どちらも起用しています。自分の企業にどちらの効果が必要なのか、または両方必要なのかを考えながら、誰を広告に採用するか決めましょう。

④アフィリエイトプログラムの活用

アフィリエイト市場はインターネットやスマホが普及するにつれて伸びており、今や多くの方がインターネット検索してからサービスを利用するかどうか決めています。

そのため、アフィリエイトプログラムを用意して多くの方にリーチするのは今の時代、必須といっても過言ではありません。

また、テレビ広告からインターネット広告に移っていくように時代にあった広告戦略をとることが重要です。

アフィリエイトプログラムだけでなく、SNS広告やインフルエンサーに広告を出すなど、広告を出す手段は増えていますので、自分の企業にマッチした広告を活用しましょう。

⑤出口戦略としてのGoogleビジネスプロフィール活用

Googleビジネスプロフィールとは無料で利用できるGoogle上のプロフィールです。Googleマップ上の店舗情報を更新したり、店舗のイベント情報などをアップしたりできます。

これまでは企業全体の広告戦略でしたが、Googleビジネスプロフィールを使用することにより、実際にお客様が通う申し込みにくる店舗への誘導が可能です。

①~④の戦略を企業全体の広告戦略、⑤を出口戦略とすることにより、企業を知ってから実際の店舗はどうなのかといった見込み客の線を描くことができます。

まとめ:ライザップの広告戦略

今回はライザップがおこなった広告戦略やプロモーション戦略について紹介しました。

ライザップの広告戦略やプロモーション戦略には多く学べる部分がある一方、真に学ぶべき思想は時代にあった戦略を実践していることでしょう

アフィリエイトプログラムやMEO対策など、その時代の見込み客に合ったリーチ方法を考えることは重要といえます。

店舗や企業によっては、今回ご紹介したすべての広告戦略が使える訳ではありません。

ライザップがおこなった戦略を元に、導入できる施策があったら自分の店舗や企業にあった広告戦略やプロモーション戦略を導入してみましょう。

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