写真も重要⁈ローカルSEO(MEO対策)でGoogleマイビジネスに写真を投稿する重要性
店舗をお持ちのオーナー様は特に、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)を活用した集客施策としてMEO対策に力を入れていらっしゃる方が多いかと思います。ただ、「ローカルSEO(MEO)対策=上位表示させる施策」と勘違いをされていないでしょうか。
もちろん、狙ったキーワードで上位表示がされれば表示回数が増え、来店に繋がる確率が大幅に上がります。
ただ、上位表示がされてユーザーに見てもらう回数が多くなったとしても、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の中身が「来店してみたい」と思ってもらえる内容になっていないと来店率も下がってしまいます。
そこで今回は、Googleマイビジネスに投稿することのできる画像、写真の重要性について紹介をしていきます。
MEO対策とは?と思う方は「MEO対策(ローカルSEO)とは?具体的な運用と集客方法を徹底解説!」をご参考ください。
2021年11月初旬に「Googleマイビジネス」は「Googleビジネスプロフィール」へ名称変更されました。本記事では、分かりやすさを重視し、一部「Googleマイビジネス表記」を使用させて頂いております。
画像がもたらす効果「ビジュアルマーケティング」の重要性とは?
上位表示のために必要な内部対策である写真投稿ですが、来店につなげるために写真という店舗の雰囲気を可視化したものを掲載することは非常に重要な意味を持ちます。
BridgeLocalのデータが示す画像の重要性
海外でローカルSEOツールを提供するエキスパートチームであるBridgeLocalが調査した結果、下記のようなデータをまとめています。
参考元:https://www.brightlocal.com/research/local-search-marketing-survey-results/
- POINT①:消費者の60%は、画像を含むビジネスプロフィールの結果を考慮している。※緑と水色の合計値
- POINT②:消費者の23%は、検索結果に画像が添付されているローカルビジネスに連絡する可能性が非常に高い。(※緑の値)
このように、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)内に店に関わる画像が投稿されているか否かで、ユーザーの来店に繋がるアクションが変わることがわかっています。
リテラルマーケティングからビジュアルマーケティングへの変動
ローカルSEO(MEO)のデータだけでなく、マーケティングの観点からも証明がされています。ビジュアルマーケティングという手法はご存じでしょうか。
ビジュアルマーケティングとは、文字どおり商材やサービスについてビジュアル(視覚的)に訴えるマーケティング手法です。
「百聞は一見に如かず」ということわざがあるように、人間の脳に入る情報の約90%は視覚的情報と言われるほどビジュアルは信頼性を高めるといった研究結果もあります。
参考元:http://www.codos.co.jp/knowledge_s111.html
また、写真は文字情報の7倍の情報量を伝えることができると言われています。
情報を届けることに長けるビジュアルマーケティングがもたらす効果
そのため、ビジュアルマーケティングを実施すると下記のようなメリットが生まれます。
- 視覚的な情報を伝えるため短時間で膨大な量の情報を届けることができる
- 画像検索からの流入を見込める
- SNS でのシェアが増える
実際に数年前から「Facebook」「Twitter」「Instagram」といったメジャーな SNS は、ビジュアルマーケティングの重要性と可能性に気づき実践しています。
- Twitter:画像ありのツイートは画像なしのツイートより約3倍も多くリツート。
- Facebook:画像ありの投稿は約2.5倍も反応率が高い。
- Instagram:フォローを外す基準として、「自然ではない広告用画像が複数回流れてきたとき」が約46%。
このように、画像などを用いた「ビジュアルコンテンツ」で利用者に訴えかけることは、情報を見た人の反応を得る効果だけでなくファンの獲得という目線でも非常に重要な取り組みとなります。
参考①:https://www.jimdo.com/jp/visual-marketing-to-boost-website-traffic/
参考②:https://dentsu-ho.com/articles/3689
画像投稿を行ったことによるトライハッチ事例
ビジュアルマーケティングの重要性についてはご理解いただけたでしょうか。ここからは、実践をした案件毎の証明をしていきます。
事例①:札幌エリア(業界非公開)
- POINT①(一段目):コロナウイルスの影響で「ユーザーの検索方法」が右肩下がりに減少
- POINT②(二段目):POINT①でユーザーの検索方法が減少したことにより、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の表示回数の減少
- POINT③(三段目):POINT①、②で検索、表示が減少しているにも関わらず、「施設が表示された後の行動」という来店に結び付くアクション数が増加
- POINT④(四段目):POINT③の来店に結び付くための行動が増加している前に、多くの写真を投稿していた。
事例②:千葉エリア(業界非公開)
- POINT①:画像投稿だけでなく、「商品登録」を行いGoogleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)上で提供サービスを訴求
- POINT②:よくある質問をGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)内で設定し、ユーザービリティの改善
当社では、基本的な内部対策から外部対策は欠かさず対応します。ユーザーにGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)を発見される確率が高くなる上位表示は非常に重要ですが、トライハッチが目指すのはその先の来店(売上)に繋がっているかという部分です。
上位表示をしても来店(売上)に繋がっている感覚がないというオーナー様、担当者様がいる場合は、まずインサイトデータをご確認頂き、来店に繋がるアクションに結び付いているかという点でも分析をしてみてください。
まとめ
今回、ビジュアルマーケティングという聞きなれないマーケティング手法をもとにローカルSEO(MEO対策)におけるGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の写真投稿の必要性や重要性をお伝えしてきました。
ローカルSEO(MEO対策)対策に限らず、WEB広告にはいかに反応(クリック)してもらうかという点で画像やバナー等のクリエイティブを週単位でABテスト(どちらのクリエイティブ素材が効果が良いか試す手法)を繰り返しています。
広告でクリエイティブは重要視されている中で、ローカルSEO(MEO)対策になった途端クリエイティブ(画像投稿等)に注力をしなくなるのはいかがなものでしょう。ユーザーはどの店にいくか悩んでいます。
比較検討をされた中でも来店を勝ち取るためにはビジュアルをより訴求し、自店への来店率を上げる努力としてまずは写真投稿から始めてみませんか。
当社ではどのような画像を投稿すべきかというアドバイスも行っております。ご不明点があれば是非お問合せください。
新卒で中堅・中小・歯科医院向けのWebコンサルティング会社に入社。Web広告、SEO、サイト制作、求人広告のセールスを経験後、上司であった武藤が設立したトライハッチのビジョンに共感しトライハッチに参画。現在は営業本部、営業課の課長として大手企業様から個人店様まで、MEOやMEOチェキのセールスに従事。課長としてセールスチームのマネジメントも実施。これまでに300店舗以上のMEO支援を実施するMEOのプロ。