2020年に開催される東京オリンピックに向け、インバウンド向けの集客に力を入れているローカルビジネスオーナーの方も多くいらっしゃると思います。

インバウンド集客の1つとして対策必須なのが、海外ではローカルSEOと呼ばれているMEO対策です。

今回は、インバウンド集客目線でのMEO対策を解説していきます。

Googleビジネスプロフィールへ名称変更

2021年11月初旬に「Googleマイビジネス」は「Googleビジネスプロフィール」へ名称変更されました。本記事では、分かりやすさを重視し、一部「Googleマイビジネス表記」を使用させて頂いております。

MEO対策がインバウンド集客に必要な理由

飲食店や旅館・ホテルなど、訪日外国人をどのように集客すればいいのか分からないといったお悩みを抱えている方も多くいらっしゃると思います。

海外のTHEMANIFESTというコンサルティング会社が、スマートフォンを利用している500人以上に利用しているナビゲーションアプリについて調査を行いました。

参照元:THEMANIFEST

この調査によると、

  • スマートフォンユーザーの77%以上が定期的にナビゲーションアプリを利用している
  • その中でもGoogle Mapは、67%のシェアがあり最も利用されているナビゲーションアプリである

といったことが判明しました。

THEMANIFESTの調査データからも分かるように、海外でもGoogle Mapを利用するユーザーは多く、旅行で日本を訪れる外国人の方々が、Google Mapを活用し目的地を検索したり、目的地までに向かうことが考えられます。

その際に、Google Mapで上位表示されていたり、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の中身(写真や口コミ)が充実していれば、訪日外国人を集客できる可能性が大きくなることが考えられます。

Google Mapは情報を言語に合わせローカライズしてくれる

Google Mapは、ユーザーが使用しているデバイスの言語に合わせ、情報を勝手にローカライズしてくれます。

下記は、日本のデバイスでロンドンのレストランを検索した図です。口コミも検索したデバイスの言語に合わせ、対象言語の口コミを優先的に表示させるようになっています。

ローカライズ検索

これは、訪日外国人も同じで、アメリカの方が日本でレストランを検索したら、英語にローカライズされた検索結果と口コミが優先的に表示されるようになります。

まとめ

Google Mapを活用している外国人の方は多く、オリンピックをはじめ訪日外国人が増える今、MEO対策を行っておくことはローカルビジネスにおいて非常に重要です。

日本人もそうですが、店舗・施設への集客を増やすためにもMEO対策を行うようにしましょう。