パーソナルトレーニングジムは入会までの敷居が高く、集客が難しい業種となっています。しかし、それぞれに合った広告手法やマーケティング戦略を知っていれば、円滑に集客を行う事は可能です。

そこで今回は、パーソナルトレーニングジムに活用できる広告手法や、マーケティング戦略について詳しく紹介します。

この記事でわかること
  • パーソナルトレーニングジムに活用できる広告
  • 広告以外のマーケティング手法
  • 集客方法の選び方と運用までの流れ
  • 集客をより効果的にするポイント
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パーソナルジムにおけるWeb広告の種類と費用

パーソナルジムの宣伝に使われる主なWeb広告は以下の3つです。

Web広告の種類
  • リスティング広告
  • SNS広告
  • 情報サイトの掲載広告

Web広告の特徴は、オフライン広告よりも比較的費用が安いことにあります。気軽に始めやすいため、初めて広告を出稿する方におすすめです。では次の項目でそれぞれのメリットやデメリット、費用などについて詳しく見てみましょう。

リスティング広告

リスティング広告(検索連動型広告)は、GoogleやYahoo!などの検索サイトの検索結果に表示される広告です。左上に「広告」と表記され、通常の検索結果よりも上位に表示されます。

検索サイトは悩みを解決するために利用されることが多く、顕在的な顧客にダイレクトでアプローチできる点がメリット。また費用は成功報酬で、パーソナルトレーニングジムの場合1クリックあたり10~50円程度の支払いになるため、コストの負担が少なくて済みます。

一方で運用が難しい点がデメリットです。

オークション形式で広告費が変化するため、必ずしも広告が表示されるわけではなく、ターゲットとなるワードの選定も重要となります。またクリックが必ず成果に繋がるわけではないため、しっかり対策を練る必要があるでしょう。

SNS広告

TwitterやInstagram、Facebookなどの、タイムラインやストーリーズに表示できる広告です。SNS広告はターゲット精度が高く、興味はあるが入会などは考えていない、といった潜在的な顧客にアプローチできる点がメリットです。

認知拡大やブランディングにおすすめの広告です。ただしユーザーの目を引くような広告をつくる必要があり、広告制作に費用がかかりやすいことがデメリットとなります。

またSNSによってユーザー層が異なるため、ターゲティングをしっかり行う必要もあるでしょう。料金は自分自身で設定できる一方で、課金方法の種類が多く、それによって相場も変わってくるため、ある程度の知識が必要となります。

情報サイトの掲載広告

ホットペーパービューティーなど、スポーツクラブ・フィットネスジムの情報を掲載しているサイトの広告です。大手の情報サイトなどに広告を出せば、そのサイトが抱える多くのユーザーに広告を見てもらえることがメリットです。

また紙の情報誌も出していれば、どちらにもまとめて掲載でき、広いユーザー層にアプローチできます。ただし、広告の数が多いため埋もれてしまいがちなのがデメリットと言えるでしょう。

広告料金も通常で15~25万円程度、大きな広告は70万円程度と目立たせるためには費用がかかってしまいます。

パーソナルジムにおけるオフライン広告の種類と費用

パーソナルジムの宣伝に使われる主なオフライン広告は以下の5つです。

オフライン広告の種類
  • チラシ・地元情報誌の掲載広告
  • 看板広告
  • バス・電車広告
  • プロモーション広告
  • テレビ広告

オフライン広告は、Web広告より比較的費用が高いことが特徴です。一方でオフライン広告は潜在意識に刷り込みやすく、その人が入会を検討する段階で効果を発揮します。

ブランディングとしての役割が大きく、Web広告と組み合わせることで集客力が高められます。では次の項目で詳しく見ていきましょう。

チラシ・地元情報誌の掲載広告

折込チラシやポスティング、タウン誌広告など、店舗を構えている地域の住人に直接アプローチできる広告です。インターネットと違い、ライバルが少ないためアピールしやすいことがメリット。

またパーソナルジムは通うことが前提となっているため、近くにあると知らせるだけでも大きなアドバンテージになります。ただし事前調査でターゲット層を把握し、最適な場所や情報誌に掲載できなければ効果が出ない点がデメリットとなります。

ポスティングの場合、クレームに繋がる場合もあります。費用は地元情報誌掲載が約10~20万円(サイズ・情報誌による)程度、折込チラシ・ポスティングは東京都の場合約3~4万円程度(部数・地域による)となっています。

看板広告

看板広告はイメージ向上に効果があり、認知度拡大も期待できる広告です。大きな道沿いにあるジムはよりその効果が期待できます。

デザイン性を重視する必要はなく、マシンや設備の紹介だけでも問題ない点がメリット。ただし、費用は40~120万円と高額で、道路沿いにあるような大型のものは100万円以上かかることがデメリットです。

広告に出せる予算を考えた上で、慎重に検討しましょう。

バス・電車広告

バス・電車などの公共交通機関は、放送広告と中づり・つり革広告など、視覚・聴覚のどちらからも訴求できます。また公共交通機関は毎日利用する人も多く、毎日聞く、見るを繰り返すことで、深層心理に記憶させることが可能。

これにより、パーソナルジムに興味を持ったタイミングで、自社のジムを思い出しやすくなるでしょう。路線によるエリアターゲティングなどもできます。

しかし掲載には審査が必要で、審査内容も厳しいことから広告が掲載されるまでに時間がかかる点がデメリット。さらに、そのほかの広告も数多く並べられることから、インパクトのある広告でなければ埋もれてしまう可能性もあります。

費用は看板よりは安い、15~45万円程度で広告掲載ができます。

プロモーション広告

プロモーション広告とは、同じ業界で相乗効果の期待できる企業とタイアップし、広告を打ち出す方法です。パーソナルジムの場合は、同じ健康産業であるプロテインのメーカーや、サプリメントのメーカーなどがタイアップの企業に該当します。

タイアップのメリットは、タイアップ先の企業のユーザーにも認知してもらえることです。ただし、他社との連携が必要であるため実現するまで時間がかかり、時間をかけても企画が頓挫することも考えられます。

費用はタイアップする企業や、どのようなプロモーションを打ち出すかによって大きく異なります。

テレビ広告

すべての広告の中で、最も多くのユーザーに見てもらえるのがテレビ広告です。放送局によっても放送される地域は異なりますが、全国ネットの放送局であれば、全国の視聴者に広告を見てもらえます。

近年ではWeb広告が勢いを増していると言われていますが、テレビの影響力も未だ健在で、視聴者への訴求力は期待できます。ただし、費用は20~80万円と高めな点がデメリット。

訴求力の高さから、費用も高額となっています。もし費用を抑えたい場合は、地域は限定されますが、地方のローカル局でCMを流すのがおすすめです。

広告以外のマーケティング手法の種類

パーソナルジムで広告以外で集客が可能なマーケティング手法としては、以下の5つが考えられます。

広告以外のマーケティング手法
  • SNS運用
  • 動画コンテンツの配信
  • ブログ
  • SEO(検索エンジン最適化)
  • MEO(マップ検索エンジン最適化)

広告以外のマーケティング手法は、基本的に無料で始められるため、広告費を捻出できない、広告費をできるだけ抑えたいという方におすすめ。

ただし、効果が出るまで時間がかかるため、長い目で見ることが大切です。では次の項目で詳しく見ていきましょう。

SNS運用

TwitterやInstagram、Facebookなどで自社・自店舗のアカウントをつくり、運用します。ユーザーとの交流がしやすく、ジムの様子なども気軽に伝えやすい点がメリット。トレーニングに役立つ情報やユニークな投稿ができれば、フォロワーを増やすことや、リツイートなどの拡散によって一気に認知度を高めることも可能です。

また、SNSはそれぞれユーザー層が異なることも特徴の1つ。Instagramは若い女性ユーザーが多く、Facebookはビジネスで使う中年層の男性が多いなどの違いがあります。

そのためしっかり運用を考える場合、ユーザー分析や投稿の使い分けなどを行う面倒さがあります。加えてタイムラインに埋もれないよう、定期的に投稿しなければならない点がデメリットです。

動画コンテンツの配信

Youtubeなどでチャンネルを作り、動画を投稿するのも有効です。実際のジムの様子や、トレーナーがトレーニングする姿をアップすれば、よりジムを身近に感じてもらえるでしょう。

SNSと同様「5分で痩せられるトレーニング動画」など役立つ情報を上げるのもおすすめです。また動画はSNSと紐づけを行うことで、幅広いユーザーに認知してもらいやすくなります。

ただし、SNSと同様継続的な投稿が必要となってくる点がデメリットです。動画は企画・編集に技術と時間が必要であるため、人材や時間の確保、外部委託などを考えて検討してください。

ブログ

日々のジムの様子やトレーニング動画、お役立ち情報はブログに上げるのも有効です。SNSなどと連携し、ブログに興味を持ってもらえれば、そのブログがあるホームページも見てもらえます。

ジムの場所・料金・トレーニング内容などをチェックしてもらえるため、ジムに対する関心が高められるでしょう。ただしこちらも定期的に更新を行う必要はあります。

古い情報が更新されていないと、今も経営されているのかと不信感を招かれてしまうからです。特に料金に違いがあれば、トラブルに発展する危険性もありますので注意してください。

SEO(検索エンジン最適化)

ブログの内容は、SEOに適応させるのもおすすめです。SEO(検索エンジン最適化)とは、Googleなど検索サイトの検索結果で、自社のページを上位表示させるための対策のことです。

リスティング広告のようにお金を出して上位表示させるのではなく、ユーザーに有益な記事をつくることで検索結果の上位表示を目指します。基本的にお金がかからず、上位表示できれば新規顧客を多く呼び込めることがメリット。

一方で、結果が出るまでに時間がかかることがデメリットです。またある程度SEOに対する知識も必要となるため、時間や人材の確保、それに伴うコストが課題となります。

MEO(マップ検索エンジン最適化)

MEO(マップ検索エンジン最適化)とは、GoogleやGoogleマップで特定のキーワードが検索された際に、自社・自店舗の情報を上位表示させるための対策です。例えば「スポーツジム 目黒区」など、特定の地域や業種と結び付けて検索された際に、店の住所や写真、営業時間などが表示されます。

行きたい場所や今いる場所で検索されることが多いため、直接の来店に繋げやすいことがメリット。自社の情報を登録するだけで無料で始められる、おすすめの方法となっています。

特に、店舗様の場合マーケティング施策にかけられるコストも工数も少ないことが多く、前述した広告やSEO対策などは費用対効果が合わないこともあります。

集客に効果的な「地名+サービス」のキーワードでGoogle検索した際に、ポータルサイトやまとめサイトが上位表示している場合は、MEO対策を行い、マップ上で集客効果を上げていきましょう。

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集客方法の選び方と運用までの流れ

ここまで広告やマーケティング手法の種類について紹介してきました。集客の方法は種類が非常に多く、自社に適した方法を選ぶのは簡単ではありません。

そこで次に、集客方法はどのように選び、どのような流れで運用まで進めるか、その流れについて紹介します。

ジム集客の運用方法
  • パーソナルジムとしての強みを考える
  • ターゲット層・ペルソナの設定
  • 広告費の予算を算出する
  • 広告・マーケティング手法の選定
  • 運用の開始

パーソナルジムとしての強みを考える

まずはパーソナルジムとして、競合他社に無い強みを考えます。強みとして考えられる要素は、主に「トレーナー」や「プログラム」です。

例えば「ヨガ・ボディメイクなど美容プログラムが充実」「女性トレーナーオンリーの男性専用ジム」など、競合他社には無いアピールポイントを見つけましょう。この時大切なのは、価格や立地を強みとしないこと。

価格・立地は迷った際の比較ポイントでしかありません。大切なのは顧客のニーズであり「顧客の希望を叶えるための強みは何か」を考えましょう。

ターゲット層・ペルソナの設定

次に、この強みからどのような人がジムのターゲットになるかを考えます。先ほどの例「美容プログラムが充実」が強みであれば「脂肪が気になり始めた30代~40代の女性」がターゲットになります。

またここからさらにペルソナを設定するのがおすすめ。ペルソナとは、ターゲット層をより詳細な設定で作り込んだ人物像のことです。

リアルなターゲット像をつくることで、サービスを提供する側もユーザー目線に立ち、何をどのようにアピールすればいいかが分かりやすくなります。ターゲット層に沿って、以下のように詳細を作り込みましょう。

ペルソナの設定例
  • 35歳の独身女性
  • 東京都墨田区在住
  • 商社の法務を担当
  • 年収500万円
  • 30歳を過ぎいつも通り生活しても、お腹周りに脂肪が付き始めた
  • 最近彼氏ができて焦っている
  • 普通のジムにも通ってみたが効果が出ず挫折している

広告費の予算を算出する

次に広告・マーケティング費の予算を算出します。先ほど紹介したように、広告やマーケティングは行う手法によってコストが大きく異なります。

先に利用できる手法を絞り込むために、大まかな予算を出してください。この時入会者は何人増やしたいか、1人いくらまで費用を出せるか、などの目標や内訳を決めるのがおすすめ。これにより、後々の運用がしやすくなります。

広告・マーケティング手法の選定

広告・マーケティングを選ぶ際には、ペルソナがよく利用するであろうメディアを選択します。先ほどの例で言えば「暇つぶしに使うのはInstagram、Youtubeで、通勤に使うのは電車、困ったことがあったらGoogleで検索している」と想定します。

これにより例えば予算上Web広告を希望する場合、Instagramのストーリーズやリスティング広告、とより効果の出そうな媒体が選定できるようになるでしょう。

運用の開始

手法の選定が完了すれば、いよいよ運用の開始です。この時目標のほかにも定めておくべきなのが、KPIです。

KPIとは「重要業績評価指標」を表す言葉で、目標をどの程度達成しているかを測るための指標となっています。例えば入会者を〇人増やすという目標に対し「〇月〇日までにホームページからの問い合わせ数を〇件達成させる」など、中間目標のような形で具体的な数値を設定します。

これを設定することで、進捗状況やKPIを達成できない原因などを見つけやすくなり、運用の改善に役立てられるでしょう。

パーソナルジムで集客する4つのポイント

ここまで紹介してきた方法で集客を行う場合、より効果を高めるポイントとしては以下の4つが挙げられます。

集客の4つのポイント
  • 1度に多くの施策を開始しない
  • 無料カウンセリング・体験コースを活用
  • 具体的に痩せるイメージを印象づける
  • 競合企業やサイトの研究

ではそれぞれの項目を詳しく見ていきましょう。

1度に多くの施策を開始しない

先ほど紹介したように、YoutubeやSNS、ブログなどは連携させることで幅広いアプローチが可能です。しかし、いくつもの施策を同時に開始すると、対応に追われてすべての施策が中途半端になってしまいます。

また1度に始めると、どれがどの程度の効果を発揮したかが分かりにくく、分析・改善も難しくなるでしょう。まずは負担が少なく手軽に始められるSNSやMEOなどから始め、徐々に規模を拡大していくのがおすすめです。

無料カウンセリング・体験コースを活用

パーソナルジムはプライベートな空間であり、費用も決して安くはありません。入会を検討する人にとっては非常に敷居が高く、どんな場所なのかイメージしにくくなっています。

そのため、無料カウンセリングや体験コースを用意することで敷居を下げ、実際にどんな場所なのかを見てもらえるようにしましょう。もしこれが入会に繋がらなかったとしても、ジムまで直接来てもらうことで、問題点の洗い出しもしやすくなります。

具体的に痩せるイメージを印象づける

宣伝を行う場合には、設備やマシン、トレーナーを紹介するだけでなく、そこから具体的に痩せるイメージを与えることが大切です。具体的にはトレーナーの実績や想い、指導方針、マシンによってどの部分が鍛えられるか、などを伝えます。

また、SNSなどを活用し実際の事例を紹介するのもおすすめ。例えば半年間ジムに通った女性のビフォーアフターの体を撮影し、投稿すれば「自分もこうなれるかも」と思ってもらえるようになります。

競合企業やサイトの研究

もし広告の内容や宣伝の仕方を悩むようであれば、競合するパーソナルジムのサイトのデザインや、店舗の集客方法を調べるのもおすすめです。

タイトルの付け方や見出しの内容、画像、動画など参考になる部分は多くあります。また、調査していく中で、そのジムに不足している部分が見つかれば、自社のジムの完成度も高められるでしょう。

まとめ

今回は、パーソナルジムに活用できる広告やマーケティング手法について詳しく紹介しました。広告やマーケティング手法にはさまざまな種類があり、それぞれに効果が期待できます。

しかし、1度に多くの施策を始めると手が回らなくなる危険性があります。まずはSNS運用やMEOなど、無料で手軽にできるものからはじめるのがおすすめです。

MEOチェキは、MEOの管理や分析、複数店舗の管理などが行え、Googleでの上位表示をサポートしてくれます。これからMEOを始めてみたいという方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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