ローカルSEO(MEO対策)順位をチェックする際に絶対に確認すべき2つのこと

ローカルSEO(MEO対策)を実施するローカルビジネスオーナー様も年々増加するのに伴い、ローカルSEO(MEO対策)の順位計測・効果測定の必要性も高まってきています。

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)自体は、Googleが無料で提供するサービスですので、ローカルビジネスオーナー様でも運用を行うことは可能ですが、日々の順位チェック、競合順位チェック、投稿やクチコミの確認・返信など、意外と手間がかかるものです。

その中で最もローカルビジネスオーナー様の手間となるのが日々の順位チェックです。今回は、ローカルSEO(MEO対策)順位をチェックする際に確認すべき2つのことを解説しています。

Googleビジネスプロフィールへ名称変更

2021年11月初旬に「Googleマイビジネス」は「Googleビジネスプロフィール」へ名称変更されました。本記事では、分かりやすさを重視し、一部「Googleマイビジネス表記」を使用させて頂いております。

ローカルSEO(MEO)順位計測時の注意点①検索地点

ローカル検索の検索結果に表示されるローカルパックの順位は、検索する場所によって順位が変わります。

これは2015年1月に導入された“ベニスアップデート”というGoogleアルゴリズムが影響しています。ベニスアップデートは、検索した場所に適した検索結果を表示するアルゴリズムです。

北海道札幌市と沖縄県那覇市で「居酒屋」と検索した際、それぞれの地域でローカライズされた検索結果が表示されます。

Googleは検索ユーザーの利便性を高め、適切な情報を届けることを理念に検索エンジンを運営しています。ベニスアップデートは、検索する地域に合わせた検索結果を表示させるため、ローカルSEO(MEO)においても正しい検索地点での順位を確認することが重要です。

検索地点での順位は、より詳細に計測する必要があります。その中で考えるべきなのが『GPS(位置情報)をONにしているユーザー』『GPS(位置情報をOFF)にしているユーザー』です。

ローカルSEO(MEO)のランキングシグナルの1つに”近接性”があります。距離が近いからといって必ず上位に表示される訳ではないですが、検索地点からの距離もランキングシグナルの1つです。GPS(位置情報)をONにしているユーザーに対しては、この近接性も影響します。

逆にGPS(位置情報)をONにしていないユーザーは、Google IP住所での順位となります。

このようなことから位置情報ON/OFFそれぞれのユーザーを想定した順位計測をローカルSEO(MEO)では行う必要があります。

GPS(位置情報)をONにしている割合は?

ちなみに2018年5月14日に行われた「Advertising Week Asia 2018」にて、LINEの地福氏が「LINEリサーチで見た『広告周りのbasic date」によると、GPS(位置情報)をONにしているユーザーの割合は、下記図のデータと発表されています。

GPS(位置情報)をONにしている割合

引用元:モバイルマーケティング研究所 新聞やチラシの購読率は? BluetoothやGPSのON率は? LINEリサーチから見えてきた スマホ市場の変化について

常時、GPS(位置情報)をONにしているアプリ

また常時ONにしているアプリについては、下記図のデータが発表されています。

引用元:モバイルマーケティング研究所 新聞やチラシの購読率は? BluetoothやGPSのON率は? LINEリサーチから見えてきた スマホ市場の変化について

上記のデータによると、『設定や全てのアプリで常時GPSをONにしている割合は”16%”』、『特定にアプリで常時ONにしている割合は”30%”』、『必要なときにGPSをONにする割合は”35%”』、『ほとんどONにすることはない割合が”13%”』となっています。

また常時GPSをONにしているかの調査では、地図アプリにおいても49%というデータが出ています。

このようなGPS(位置情報)ONに関するデータを考えても「位置情報ON/OFF」それぞれのユーザーが検索した際のローカルSEO(MEO)順位を把握する必要があります。

ローカルSEO(MEO)順位計測時の注意点②計測時間

ローカルSEO(MEO)の順位は、検索する時間帯によっても変わります。

先ほどお伝えしましたが、Googleは検索ユーザーの利便性を高め、適切な情報を届けることを理念に検索エンジンを運営しています。

ローカルパックに表示されるGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)が営業時間外であれば、ユーザーにとって有益な情報とは言えないため、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)に記載される営業時間からデータを収集し、検索される時間帯に合わせた適切なローカルパックを表示させるようにしています。

下記は実際に同じエリアで時間帯別に検索した際の検索結果です。

このような理由から、集客に結び付く時間帯の順位を正しく計測することが重要です。

正しい検索地点・時間帯で順位を把握すべき理由とは?

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)運用の最適化を行い、ローカル検索の集客を最大化するためには、正しい検索地点・時間帯での順位計測を行う必要があります。

「上位表示できていると思ってたけど、自分の店舗で検索したからだった。。。。」
「上位表示できていると思ってたけど、営業時間外だった。。。。。」

このような運用の機会損失をなくすためにも正しい順位計測を行うようにしましょう。

ローカルSEO(MEO)順位を調べる方法

ローカルSEO(MEO)の順位を確認する方法の詳細は「MEO対策・ローカルSEOの順位をチェックする方法!」をご確認ください。

結論、ローカルSEO(MEO)の順位確認を行う方法はいくつかありますが、確認できる順位が限定されていたり、手間がかかるケースもあり、正しい検索地点・時間帯で順位計測を行うのは大変です。

当社が独自開発したローカルSEO(MEO)順位計測・効果測定ツール「MEOチェキ」なら、Google IPでの日次自動順位取得、検索地点を任意で設定した日次自動順位取得、0:00〜21:00で順位取得時間を細かく設定可能(複数選択可能)、競合順位計測、API連携による過去2年間分のインサイトデータを確認することが可能です。

それ以外にもレポーティング機能やクチコミ管理・促進機能、投稿予約機能など、ローカルSEO運用における面倒な手間を最小限に抑え、順位計測・効果測定も自動化することが可能です。

「MEOチェキ」なら検索地点・時間を詳細に設定可能

当社が独自開発・提供するローカルSEO(MEO)順位計測・効果測定ツール『MEOチェキ』なら、検索地点や時間を細かく設定した日次順位計測が可能です。

MEOチェキの検索地点

Google IP住所による市区町村レベル・任意の地点選択での順位取得が可能です。

  • 位置情報OFFユーザー・・・市区町村単位での順位計測
  • 位置情報ONユーザー・・・任意の地点を選択

上記に合わせた日次順位計測が可能となります。

時間の指定

MEOチェキでは、0:00〜21:00の間で細かく順位計測時間を指定することが可能です。同一アカウントで複数時間を指定することも可能ですので、時間帯に合わせた順位計測が可能です。

実際の地点・時間別の順位推移

当社自体のアカウントでは、下記の地点・時間帯に順位計測を行っています。

<地点>

  • 東京都
  • 中野駅
  • 新宿駅
  • 新井交差点

<時間>

  • 0:00
  • 7:00
  • 12:00
  • 18:00

①東京都での7:00の順位

②新宿駅での7:00の順位

③中野駅での7:00の順位

④東京都での18:00の順位

⑤新宿駅ので12:00の順位

⑥中野駅での12:00の順位

まとめ

ローカルSEO(MEO対策)を実施するにあたり、正しい検索地点・時間帯の順位を把握することが非常に重要な項目です。

正しい地点・時間での順位を把握できていなければ、正しい運用をしていても集客に繋がらずに運用した内容が無駄に繋がってしまう場合もあります。

無料で順位を調べる方法はいくつかありますが、どれも手間のかかる方法です。是非、MEOチェキを利用してローカルSEO(MEO対策)をより良いものにしてください。

MEOチェキ