MEO対策業者を選定する上で見るべき3つのポイントと注意点!

ここ数ヶ月でMEO対策提供会社が一気に増加しました。実際に半年前までは15社程度だった当社の販売代理店様も現在は35社と増加しています。

MEO対策の導入を検討されるローカルビジネスオーナーの方は、増えるMEO提供会社に対して、どの会社のどのプランでMEO対策を実施すべきなのか頭を抱えていらっしゃると思います。

今回は、MEO対策を提供する弊社独自の目線で、MEO対策会社の選定方法と注意点を解説していきます。

Googleビジネスプロフィールへ名称変更

2021年11月初旬に「Googleマイビジネス」は「Googleビジネスプロフィール」へ名称変更されました。本記事では、分かりやすさを重視し、一部「Googleマイビジネス表記」を使用させて頂いております。

MEO対策会社を選定する上で見るべき3つのポイントと注意点

MEO対策会社選定3つの方法

MEO対策会社を選定する上で、3つの見るべきポイントがあります。

  1. 上位表示実績
  2. MEO順位チェックツールの有無
  3. 料金プラン

1つずつ解説していきます。

1.上位表示実績

MEO会社の選定基準として、まず判断すべきポイントとしては『実績』です。対策してきた実績キーワードや上位表示率を参考にすると良いでしょう。

ただ、各社ホームページに記載されている実績が本当かといったところは、判断が難しいポイントです。そこで重要なのが、MEO会社が『MEO』や『ローカルSEO』といったキーワードで上位表示されているかといった点も1つです。MEO会社のGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)やWebサイトが、検索で上位に表示されているかといった点も『実力がある会社かどうか』を見極める1つのポイントとなります。

実際、株式会社トライハッチも『MEO対策会社』でGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の3パックにランクインしています。

ただし注意点もあります。下記は「池袋_脱毛」で検索した際のGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)3パックの例ですが、1位に表示されているGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)はビジネス名にキーワードを詰め込んでいます。

このようにビジネス名にキーワードを詰め込むことは、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)のポリシー違反となり、アカウントの停止や削除をされてしまう可能性があります。MEO会社の中には、自社のGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)に「MEO対策」などのキーワードを入れているケースもありますので、そのような会社には依頼しないようにしましょう。

【Googleビジネスプロフィール ガイドライン一部抜粋】

ビジネスの名称には、実際に店舗、ウェブサイト、事務用品などで継続的に使用し、顧客に認知されているものを使用します。正確なビジネス名を入力すると、ユーザーがオンラインで検索するときにお客様のビジネスを見つけやすくなります。

店舗住所サービス提供地域営業時間カテゴリなどの他の情報は、ビジネス情報の別のセクションに追加します。

たとえば、東京都港区に 24 時間営業の「グーグル コーヒー」という名称のコーヒー ショップのリスティングを作成する場合、次のようにビジネス情報を入力します。

  • ビジネス名: グーグル コーヒー
  • 住所: 東京都港区六本木 1-2-3-45
  • 営業時間: 24 時間営業
  • カテゴリ: コーヒー ショップ

ビジネス名に不要な情報を含めることはできません。含めると、リスティングが停止される可能性があります。ビジネス名に含めることができる情報とできない情報については、以下の例をご覧ください。

引用元:Googleビジネスプロフィールヘルプ

2.MEO順位チェックツールの有無

MEO順位チャート機能

MEO順位チェックツールの有無もMEO会社を選定するポイントとして、非常に重要です。

MEO順位やインサイトデータのAPIを利用するには、数百のGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)アカウントを所持していることが前提となります。SEO対策のSEOチェキのように無料のMEO順位チェックツールがWeb上にないのは、このようなことが理由となります。

このようなことから「MEO順位チェックツールを所有しているMEO会社」=「実績数のある会社」ということに繋がります。

また、MEO順位チェックツールを所有していないMEO会社の場合、日々の順位チェックを目視しています。このような場合、順位チェックだけに時間を取られ、本来やるべきMEO対策の施策がおざなりになる可能性もあります。

他にもMEO順位をチェックする上で重要なのが「順位測定のIPアドレス」です。

MEO対策・ローカルSEOの順位をチェックする方法」で紹介しているように、目視チェックの方法はありますが、指定地域のIPアドレスで目視確認できるのは、3位までとなります。3位以下に表示されている場合、自店舗のGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)が、何位ぐらいを推移しているか確認することは、最短で上位表示を狙う上で重要となります。

また、渋谷区の居酒屋が札幌のIPアドレスで上位表示されていても集客には結びつかないことでしょう。渋谷区の居酒屋なら渋谷区のIPアドレスで上位表示させることが重要です。

MEO順位チェックツールがない場合、関係ないIPアドレスで上位表示された場合でも課金対象となってしまう可能性がありますので、MEO会社に必ず確認するようにしましょう。

3.料金プラン

MEO会社の多くが、成果報酬型のサービス提供を行なっています。対象キーワードが3位以内に表示された日額の成果報酬×上位表示日数といった成果報酬です。

4キーワードもしくは6キーワードの対策で、対策キーワードの内、1キーワードでも上位表示された場合に課金対象となり、対策全キーワードが上位表示されたとしても日額成果の上限は変わらないといったプランが一般的です。

日額の相場は、800円〜1,200円です。1ヶ月継続的に上位表示された場合は、24,800円〜31,000円の月額費用が上限となります。

多くのMEO会社が4キーワードのセットプランですが、同様の金額で当社は6キーワードまで対策できます。

MEO対策の厄介な部分として、キーワードが前後するだけでも1キーワードのカウントとなります。(※キーワードの前後で順位状況が変わるため)

例えば、「高円寺 歯医者」、「歯医者 高円寺」、「高円寺 歯科医院」、「歯科医院 高円寺」で4キーワードとなります。「高円寺 インプラント」や「高円寺 ホワイトニング」など他のキーワードを入れたい場合は、追加費用がかかってしまいます。

4キーワード提供のMEO会社の多くが、6キーワードは一見お得に見えて、難易度の低いキーワードを入れ込んでいると謳っていますが、当社の場合、最大6キーワードの対策です。お客様の方で4キーワードで対策したい場合は、4キーワードでも対策させて頂いていますのでご安心下さい。

対策キーワード数や料金プランもMEO会社を選定する上では、非常に重要な選定ポイントとなります。

まとめ

ローカルビジネスのインターネット集客として、台頭してきているMEO対策ですが、提供する会社が多くなってきているのに比例して、MEO業者を選定するのが難しくなってきています。

価格の安さだけで選定するのではなく、『実績』、『MEO順位チェックツールの有無』、『料金プラン』の3点をチェックし、成果の出るMEO会社に依頼を行うようにしましょう。