【独自調査】June 2021 Core Updateが与えるローカルSEOへの影響とは?

2021年6月にコアアルゴリズムアップデートが実施されました。

SEOへ影響は多く記事になっていますが、ローカル検索に関する影響はあまり情報が入ってこないかと思います。

そこで本記事では、ローカルSEO対策を進める上で大切なコアアルゴリズムアップデートの影響調査の結果をご提示させて頂きます。

MEO対策の参考にぜひご確認ください。

【ローカルSEO】June 2021 Core Update調査概要

June 2021 Core Updateとは、Googleが2021年6/3に発表した通常のコアアルゴリズムアップデートです。

今回は例年と違い、2021年6月、7月と2ヶ月に渡って実施される点が特徴的といえます。

特にローカルSEOでは飲食・ホテル・不動産・士業のジャンルで大きな順位変動が観測されています。

またクチコミへの影響度もより強まった傾向にあり、今までよりもクチコミやサイテーションの対策が重要となります。

調査前提条件と仮説

今回のアップデートにおいてSEOでは下記のような傾向が見られました。

前提
  1. オリジナルのクチコミを記載したサイトが順位を上げている
    (例:エキテンなど)
  2. プロダクトレビューアップデートの影響がより強くでた傾向にある
  3. 検索意図の多様性を担保した検索結果となった
    (ローカルワード検索時にWikipediaなどの順位が上昇)

    上記3点からこのコアアルゴリズムアップデートでは、ローカルSEOにおいて「クチコミ」の指標に影響が出た可能性があると仮説を立て、下記調査を実施致しました。

    調査内容
    • MEOチェキに登録されている2万店舗分のビジネスをカテゴリで分け、各カテゴリの順位変動
    • 順位変動があったカテゴリに対してGoogleマイビジネスのクチコミ影響度調査

    ここから詳しく解説していきます。

    調査①|カテゴリ別での順位変動

    MEOチェキに登録される2万件の順位変動をカテゴリ別に調査し、どのカテゴリに影響が強かったのか調査を実施しました。

    これにより、業種別にローカルSEOへの影響が大きかったジャンルを割り出すことができます。

    対象となったカテゴリは一部ですが下記より抜粋しています。

    対象カテゴリ(一部抜粋)
    • フィットネス クラブ
    • 牛丼屋
    • ドラッグ ストア
    • 衣料品店
    • ファミリー レストラン
    • 美容院
    • 回転寿司店
    • 歯科医院
    • 和食店
    • カフェ・喫茶
    • ガソリンスタンド
    • イタリア料理店
    • 携帯電話修理屋
    • エステティック サロン
    • 歯科医院
    • 調剤薬局
    • 保険代理店
    • リサイクル ショップ
    • 居酒屋
    • 不動産店
    • 接骨院
    • 英語学校
    • ペットショップ
    • クリニック・医院・診療所
    • 整体
    • 語学学校
    • 脱毛サービス
    • その他多数

    この調査で影響度の大きかったカテゴリに対して、調査②においてクチコミ数と順位の関係性を見ていきます。

    調査②|順位変動が大きかったカテゴリでのクチコミの影響度調査

    2つ目の調査では、調査①で順位変動が大きかったカテゴリ内のビジネス各20件に対して、変動前と変動後の順位・クチコミ数の2点を比較してGoogleマイビジネスの評価影響度を調査しました。

    調査したジャンルは以下の4業種となります。

    調査を実施したジャンル
    • 飲食系
    • 不動産系
    • ホテル系
    • 士業系

    上記4業種は、調査①での調査により他の業種と比べて大きな変動が起きていたため選出しています。

    調査フロー

    この調査は下記フローで実施しています。

    調査フロー
    1. 4業種に関連する任意のキーワードでアップデート前後のTOP20までのビジネスを抽出
    2. クチコミ点数・クチコミ数の平均値を算出
    3. コアアップデート前後のクチコミ点数の増加率・クチコミ数の増加率を算出

      調査結果|ローカルSEOへの影響は?

      結論として今回のアップデートがローカルSEOに与えた影響は、主に「飲食」「不動産」「ホテル」「士業」の4業種に与えています。

      またクチコミ調査では、多くの変動のあったビジネスでクチコミのとの関連性が認められました。

      調査①の結果|カテゴリ別での順位変動

      下の表にあるように、4業種に関連するカテゴリの順位が変動し、赤文字が今回変動の大きかった業種です。

      MEOチェキ内のカテゴリ別順位変動値(昇順)

      カテゴリ名 6/2の平均順位 6/21の平均順位 変動値(位)
      不動産店 13.27 10 3.27
      ファミリー レストラン 14 10.92 3.08
      不動産業者 11.08 8.73 2.35
      うどん屋 13.69 11.91 1.78
      斎場 12.19 10.66 1.53
      不動産仲介業 12.18 10.69 1.49
      ラーメン屋 12.61 11.38 1.23
      ホテル 10 8.83 1.17
      焼肉店 14.08 13.07 1.01
      ガソリンスタンド 18.4 17.39 1.01
      居酒屋 15 14.03 0.97
      和食店 15.42 14.5 0.92
      歯科医院 10.34 9.68 0.66
      リフォーム業 10.97 10.32 0.65
      イタリア料理店 8.19 7.58 0.61
      リサイクル ショップ 8.97 8.42 0.55
      調剤薬局 12.97 12.45 0.52
      回転寿司店 7.44 6.92 0.52
      弁護士 12.13 11.7 0.43
      携帯電話修理屋 7.73 7.33 0.4
      紳士服仕立て屋 19.5 19.14 0.36
      洋食レストラン 10.77 10.41 0.36
      保険代理店 12.97 12.65 0.32
      内科医 8.87 8.55 0.32

      特に、飲食・不動産系の多くのカテゴリで変動が起きたと見て取れます。

      調査②の結果|クチコミ影響度

      クチコミの影響度では、複数の地点・キーワードで順位変動を調査しました。

      結果として、順位が上昇したマイビジネスのクチコミ点数・数が順位が下がったビジネスよりも多いことがわかりました。

      データ:TOP20位のビジネスの平均口コミ点数・平均クチコミ数の変動(6/3から6/23での平均値の変動具合)

      調査フロー
      1. 4業種に関連する任意のキーワードでアップデート前後のTOP20までのビジネスを抽出
      2. クチコミ点数・クチコミ数の平均値を算出
      3. コアアップデート前後のクチコミ点数の増加率・クチコミ数の増加率を算出

        各業種の変動率は以下のようになっています。

        飲食店カテゴリ

        データ:TOP20位のビジネスの平均口コミ点数・平均クチコミ数の変動(6/3から6/23での平均値の変動具合)

        飲食店カテゴリにおいては、アップデート前とアップデート後を比較するとランキングの入れ替えが起こっています。

        クチコミの点数に関してはアップデート前後で関連性が認められませんでしたが、6/23のTOP20位までのクチコミ数平均値は、アップデート前と比較して1.7倍になっています。

        生成テキストの有無やオンページ有無・検索KWの含有有無も大きな違いはなかった点や、新規の口コミ・投稿などの更新頻度などについても相違は見られなかったためクチコミの影響度が関連している可能性が示唆されています。

        不動産系カテゴリ

        データ:TOP20位のビジネスの平均口コミ点数・平均クチコミ数の変動(6/3から6/23での平均値の変動具合)

        不動産系のカテゴリでは、アップデート後にランキングの総入れ替えが起こっているKWが多く散見されています。

        順位が上昇したビジネスの特徴としては、GMBのクチコミ点数は136%UP、クチコミ数に関しては181%UPと大きくクチコミの影響が強くなったと見て取れる傾向にあります。

        逆に圏外・乱降下を起こしているビジネスについてはクチコミ点数が低い、もしくは少ないビジネスで発生しています。

        このクエリに関してはクチコミの影響を強く受けたと言え、よりクチコミの獲得や評価される対応が求められます。

        ホテル系カテゴリ

        データ:TOP20位のビジネスの平均口コミ点数・平均クチコミ数の変動(6/3から6/23での平均値の変動具合)

        ホテル系カテゴリでは、アップデート前とアップデート後のランク状況に大きな変動が確認されているものの、クチコミ周りで大きな変化は見られず、クチコミ以外の部分が影響していると考えられます。

        同エリアに母数が多いビジネスに関しては1〜20位にランクインする条件として口コミの質が高いことがマストであるのと同時に、他の要因(アクション数やサイテーションの質)で順位が決定されていると想定されています。

        士業系カテゴリ

        データ:TOP20位のビジネスの平均口コミ点数・平均クチコミ数の変動(6/3から6/23での平均値の変動具合)

        不動産と同じく、口コミの質が高いビジネスがアップデート後の順位を上げている。また、口コミが入っていない・スコアが低いビジネスについても同様にランク外に飛ばされている傾向にあります。

        その他士業に関連するキーワードである『相続』などにも変動が見られたが、ガイドライン違反のビジネスが多く散見されたクエリであるため割愛しています。

        コアアップデート前のTOP20のビジネスと比較して、クチコミ点数・クチコミ数において増加傾向にあるため、士業カテゴリでもクチコミが順位に大きく影響しているといえます。

        【ローカルSEO】June 2021 Core Update調査まとめ

        今回の調査で分かったことは、昨今のローカルSEOではクチコミの評価や数に指標が大きく傾いてきているという点です。

        代理店のテクニカルなローカルSEO対策に頼るだけでなく、店舗様が自ら対策をしていく時代が近づいているかもしれません。

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