MEO対策を取り組む店舗が増える中、今から対策を始めて他店舗に対抗することができるのか不安な方も多いかと思います。
本記事では店舗数そのものが多く且つMEO対策を取り組む店舗が多い都内の店舗が、1ヶ月で圏外から3位以内に上位表示を実現した事例を紹介します。
対策店舗
今回ご紹介させていただくMEO対策を行った対象店舗の詳細は下記の通りです。
- 地域:池袋
- 業種:バー
- 対策開始時期:2021年2月15日
- 対策キーワード:「地域名×サービス名」
- 対策開始時順位:圏外
- 3位以内実現日:2021年3月15日
- 上位表示までに要した期間:1ヶ月
順位グラフチャート
下記順位グラフチャートの通り、1つの対策キーワードで上位表示を実現しているわけでなく、複数のキーワードで上位表示を実現することができています。
インサイトデータにも変化が
前述した順位グラフチャートはあくまでも指標の1つです。インサイトデータもどのように変化したのかご紹介します。
ユーザーからの検索推移は対策開始の2021年2月から2021年6月にかけて326%の向上を実現しています。
※薄いグラフが昨年の実績値
施設が表示された回数の推移も同様に向上し、2021年2月から2021年6月にかけて288%の向上を実現しています。
現在はコロナウイルスにより営業時間の短縮を行われていますが、順位の向上と比例してインサイトデータも向上していることがわかります。
対策した内容
対策した内容に先行して結果を紹介させていただきましたが、ここからは結果を残すことができた施策内容を紹介させていただきます。
- 写真の追加
- 口コミの獲得・返信
- 投稿の実施
- オンべージの表示スピード改善
- サイテーションの統一・強化
- 有料サイトへの登録
結論、特別な対策を行って実現した結果ではなく、現状できていない点を一つ一つ改善していきました。
但し単純な改善ではなく、『指標』を持って対策を進めました。それは既にローカルパックに表示されている上位店舗との比較です。
写真を追加するとはいえど何枚追加するのか、投稿は月に何回行い、投稿テキストはどのようなテキストで行うのか、口コミは何件集めることを目標に動くのか、といった指標を持って当社は対策を行います。
対策指標を可視化する競合分析機能
当社のMEO対策では、独自で開発したGoogleマイビジネス分析ツール「MEOチェキ」の競合分析機能を活用して対策を行います。
下図は競合分析機能の「投稿」における分析を抜粋したものです。
例えば下記の場合、競合と比較して投稿を実施する頻度は競合店舗に勝っているが、投稿のテキスト内に含まれる上位表示を希望するキーワードの含有率が劣っているとわかります。
あくまでも想定になってしまいますが、分析結果から今回分析を行ったキーワードに関してGoogleは投稿頻度よりも投稿に含まれる対策キーワードの含有率を重要視している可能性があると読み取れます。
このように対策するキーワードが変われば、Googleもそのキーワードがどのようなユーザーが検索しているか判断して評価軸を変更することが想定されます。
そのため当社のMEO対策はどの店舗に対しても同じ施策をやるのではなく、対策店舗と競合する店舗の状況に応じて対策内容の優先度や対策ボリュームをカスタマイズして対策を行います。
まとめ
MEO対策は店舗様自身が無料で行える対策です。しかし時間がない、何から手を付けるべきかわからなく外部の企業様へ依頼されることも多いでしょう。
そこで注意すべき点は、依頼先企業のサービス内容がMEO対策ではなく、運用代行になっていないかという点です。
どの店舗もMEO対策を今では取り組んでいるため、競合店舗の分析は必須項目です。
折角対策するのであれば、競合店舗を徹底的に分析して対策を行ってみてはいかがでしょうか。
競合を分析する時間がない場合は当社までお気軽にご相談ください。
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新卒で中小企業・ベンチャー企業・歯科医院向けのWebコンサルティング会社に入社。SEM領域のアカウントセールスとして累計150医院以上のSEO対策を支援。上司であった武藤が設立したトライハッチに創業期より参画。現在は取締役COOとしてMEO、MEOチェキ、星カクトくんなどの自社サービスのセールスチームとカスタマーサクセスチームを兼任してマネジメント。