観光客を効率的に集客するには、お店の特徴にあった施策が必要です。

本記事では、観光客を集客するために店舗が行うべき施策を、5つに厳選してご紹介します。

集客に成功しているお店が愛用している施策をまとめましたので、ぜひ今後の店舗運営の参考にしてください。

観光客の集客にインターネットの活用は欠かせない!

観光客の集客にインターネットの活用は欠かせない!

インターネットを利用した情報収集が誰でもできるようになり、観光客は、自宅のパソコンや手元のスマートフォンで効率的に情報を集めるようになりました。

インターネットが普及する前は、テレビコマーシャルや旅行雑誌、身近な人の口コミを参考にしていた観光客も、今やそのほとんどがインターネットを利用して情報を集めています。外出先で情報収集できたり仲間と簡単に情報共有できる便利さから、「身内にお店を勧められたら、まずインターネットで調べる」という人も少なくありません。

TwitterやInstagramなどのSNSツールで話題になったお店は、世界中のユーザーに注目され、多くの観光客を集めています。インターネットを利用した集客には、テレビコマーシャルや旅行雑誌にはない情報の拡散力があるのです。

そして、日本を訪れる外国人観光客もインターネットを活用しています。TwitterやInstagramなどのSNSツールはもちろん、日本に行った外国人の個人ブログや旅行会社のHPを参考にして、旅行の計画を立てているのです。

日本の観光地の魅力を海外に発信しているJNTO(日本政府観光局)は、15言語のWebサイトや22市場向けのFacebook、21市場向けのInstagramなどを通して、外国人観光客に役立つ情報を発信しています。

参考元:日本政府観光局(JNTO)|ウェブサイトやSNSを通じた訪日観光情報の提供

国内と海外の両方から集客できるインターネットは、これからの集客に欠かせないツールです。

世界的に有名なSNSツールとSNSツールのユーザー数はこちらです。

SNSツール世界のユーザー数
Instagram 10億人
Twitter 3億3,000万人
Facebook 29億4,000万人
参考元:Instagram By 共同創業者 兼 CEO ケビン・シストロム(Kevin Systrom)|Twitter Q1 2019 Earnings Report|Facebook|Meta 2022年第1四半期(1月-3月)業績ハイライト

観光客を集客するための店舗が行うべき施策5選

観光客を集客するための店舗が行うべき施策5選

観光客を集客するために、以下の施策が有効です。

観光客の集客に欠かせないツール5選
  • Instagram
  • SNS(Twitter、Facebook、LINE)
  • 自社ホームページ
  • 観光ポータルサイト
  • Googleマップ

詳しくみていきましょう。

Instagramは観光客の集客にぴったり

Instagramには、写真や動画でお店の魅力を発信できるという強みがあります。ユーザーの視覚に訴えて、わかりやすくお店の魅力を伝えられます。

Instagramにある「ストーリーズ」という動画機能を利用すれば、観光地の風景やお店の雰囲気を同時に紹介できます。飲食店なら、食材を炒める音や料理からたちのぼる湯気といったリアリティのある情報をユーザーに届けられるでしょう。

ハッシュタグを使ってお店の情報を投稿すれば、ハッシュタグのキーワードから流入してきたユーザーをお店に呼び込むこともできます。

そして、Instagramには、「Instagram for business」というビジネス専用アカウントがあります。ビジネスアカウントを利用すると、「投稿やフォロワーの分析」「広告の掲載・宣伝」といった店舗集客に役立つ機能を無料で利用できるのです。

海外でも多くのユーザーがいるInstagramなら、インバウンド(訪日外国人旅行客)対策にもなり、海外からの旅行客にお店の魅力をアピールできるでしょう。

SNS(Twitter、Facebook、LINE)で幅広い年代にアピール

TwitterやFacebook、LINEといったSNSツールを活用すれば、不特定多数のユーザーにお店の情報を発信できます。観光客に有益な情報を提供していけば、フォロワーが増えてお店の認知度も高まり、効率的に集客ができるでしょう。

SNSツールの魅力は、情報の発信によってユーザーの心を動かせることです。

仮にフォロワーが遠方にいたとしても、魅力的な情報を発信し続ければ、心を動かされたフォロワーがお店を訪れてくれるかもしれません。そして、お店を利用したユーザーが自分のアカウントでお店をアピールしてくれれば、より多くの人がお店を認知してくれます。

お店が発信する有益な情報とは、そのお店の特徴です。

飲食店なら、料理の写真や料理へのこだわりを投稿します。ホテルや温泉旅館なら、豪華な料理やお風呂、自慢の内装をアピールするのもおすすめです。キャンペーンの告知やクーポンの配布といった思わず行きたくなる仕掛けもよいでしょう。

「このお店をフォローするとお得だ」とユーザーに感じてもらえる投稿を継続するのが大切です。

自社ホームページでインバウンド対策も

自社ホームページを運用すれば、検索エンジンから外国人観光客も集客できます。ホームページの言語を外国語に対応させることで、国外からの集客も十分可能です。英語や中国語、韓国語といった外国語の中から、お店のターゲットユーザーにあわせて設定しましょう。

自社ホームページには、お店の名前やサービス内容はもちろん、料金やお店までのアクセス方法を明記すると親切です。外国人観光客は、旅行の前に予算を立てるので、計画の目安になる情報が掲載されていると観光客の支持を獲得できるでしょう。

また、アクセス方法を記載する際は、現場にある目印といった地図に載っていない情報を掲載します。はじめて日本を訪れた観光客をお店までスムーズに誘導できるため、売上アップにつながります

自社ホームページには、外国人観光客を自分のお店まで引き込むための必要な情報を掲載しましょう。

観光ポータルサイトへ登録するのはポピュラーな施策

観光ポータルサイトとは、地域の観光情報を魅力的に発信しているWebサイトです。

観光ポータルサイトに掲載されている情報
  • 地域の観光名所
  • 地域のイベント情報
  • 飲食店の紹介
  • ホテルや旅館の案内情報
  • おすすめ旅行プラン

地域の観光名所、飲食店の紹介、ホテルや旅館の案内情報といった観光客にメリットのある情報を掲載しています。

観光ポータルサイトに登録すれば、観光する地域に興味のあるユーザーが、自らお店の情報を見つけてくれます。一度情報を掲載すれば、ユーザーが何度も出情報を確認してくれることもメリットです。

運営元は、地域活性化を掲げる自治体や行政が多いため、地域からのバックアップを受けて集客を進めることも可能です。公益財団法人 日本観光振興協会が運営する「みるなび」のほか、都道府県や市町村ごとに「観光・旅行情報サイト」などの名前でインターネット上にサイトが運営されています。自分の地域に該当するサイトがないか、ぜひチェックしてみましょう。

Googleマップを活用して効率的に集客

Googleマップを利用した集客も有効な施策です。Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)に登録して、お店の名前や住所をGoogleマップ上に掲載します。Googleマップには、お店の基本情報のほかに、実際に利用した人の口コミや評価が掲載されているため、はじめてお店の利用を考えるユーザーにも自分のお店をアピールできるのです。

Google検索は、世界で最も利用されている検索エンジンです。Google検索と紐づけられているGoogleマップを利用すれば、お店の情報が多くのユーザーの目にとまるでしょう。

ただし、Googleマップの検索結果で上位に表示するには、MEO対策が必要になります。MEO対策は自分でできる簡単なものから、情報収集と情報分析が必要なものまでさまざまありますが、確実に上位表示させたい人は、MEO対策に精通した専門家に依頼するのがおすすめです。

観光客を集客するときに店舗が気をつけるポイント

観光客を集客するときに店舗が気をつけるポイント

お店を訪れた観光客の期待を裏切らないために、対処法を2つご紹介します。

観光客の期待を裏切らないポイント
  • 入店しやすい雰囲気作りを行おう
  • 外国人観光客への対応方法について

詳しく解説します。

入店しやすい雰囲気作りを行おう

入店しやすいお店とは、以下のポイントを押さえているお店です。

入店しやすいお店のポイント
  • 一目で営業しているとわかる看板やのぼり
  • 外観に清潔感をもたせる
  • 親しみやすさを演出する

最も重要なのは、お店を見つけた観光客がスッとお店に入れる雰囲気です。「営業しているのか?していないのか?」と迷うことは、観光客のストレスになってしまいます。「営業中!」「OPEN」などの看板やのぼりが設置してあったり、従業員が出入りしていたりすると、観光客は安心してお店に入れるのです。

お店の外観にも気をつけましょう。

ゴミが散らかってたり暗い雰囲気だったりすると、観光客は不安を感じてしまいます。定期的に掃除をして清潔感をアピールするほか、お店の看板や照明に気を配り親しみやすさを演出すると、「ここに来てよかった」と観光客に感じてもらえるでしょう。

外国人観光客への対応方法について

お店の支払いに、キャッシュレス決済機能は必ず導入しましょう。

海外は、日本よりキャッシュレス化が進んでいるためです。経済産業省が2020年に発表した「キャッシュレスの現状及び意義」を確認してみると、日本のキャッシュレス決済比率は約20%に対して、アメリカや中国、オーストラリアなどの主要各国の比率は40%から60%です。韓国は、96.4%と非常に高い比率となっています。

せっかくお店のサービスに満足してくれたのに、お会計で不自由な思いをさせて満足度を下げるほど勿体ないことはありません。「日本のこのお店にまた来たい」と思ってもらうためにも、キャッシュレス決済機能はお店に取り入れるべき機能です。

また、外国語への応対方法を準備しておきましょう。上手に外国語をしゃべれるようになる必要はありませんが、簡単な英語の応対などは身につけておきます。接客英語を解説した書籍で勉強したり、専用のアプリを利用したりして、自分にあった方法で外国人観光客とコミュニケーションをとりましょう。

参考元:経済産業省| 「キャッシュレスの現状及び意義」

観光客と相性のよいツールを利用して集客しよう

観光客と相性のよいツールを利用して集客しよう

ターゲットとなる観光客の性別や年代、国籍や趣向を考えながら、相性のよいツールを利用しましょう。

ツールは複数併用することも可能です。お店の特徴にあったツールで効率的に集客を進め、安定した売上を獲得をしてください。