まん延防止措置におけるクチコミ★1のリスクとは?Googleマイビジネスの情報整理の重要性を紹介!
Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)を運用している店舗オーナー様には、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)に寄せられるクチコミを非常に重要視されている方も多いのではないでしょうか。
クチコミはユーザーが来店を決定づける重要なコンテンツとなり得るもので、ネガティブなクチコミが寄せられすぎると集客にも影響を及ぼしかねません。
今回、2021年4月25日から緊急事態宣言が発令された中で、少し前に発令がされていた「まん延防止等重点措置」から見えた特に飲食店のGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の情報を整備する重要性を紹介します。
2021年11月初旬に「Googleマイビジネス」は「Googleビジネスプロフィール」へ名称変更されました。本記事では、分かりやすさを重視し、一部「Googleマイビジネス表記」を使用させて頂いております。
まん防とは?
「まん延防止等重点措置」の略称が「まん防」です。緊急事態宣言と何が違うの?という方のために、まずは簡単にご紹介いたします。
下記に図解としてわかりやすい参考記事がありましたので引用させて頂いております。
引用)https://mainichi.jp/graphs/20210331/hpj/00m/040/001000g/33?inb=ys
簡単に申し上げると、緊急事態宣言の方が重い発令となり、まん防の方が比較すると軽い発令となります。
- 緊急事態宣言:国が発令を出した都道府県が対象となる。
- まん延防止等重点措置:国が発令を出した都道府県知事が、市区町村等の地域を限定した対象地域に発令することができる。
緊急事態宣言と比較して発令が軽い「まん防」でもGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)に影響を及ぼすことが判明している為、今回の緊急事態宣言にあわせて対応を早急にとる必要があります。
まん防がGoogleマイビジネスに与えた影響とは?
緊急事態宣言や、まん防が発令された際に店舗が行った対応とは何でしょうか。
対応方法はそれぞれ多岐にわたると思いますが、多くの方が「時短営業」に変更されたのではないでしょうか。
その時短営業の変更に対してHPの表記はもちろん、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の情報も変更されていない場合「来店したのにやってないじゃん!!」という事象が起こることは少なくないと思います。
私の友人からも「Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の営業時間は間違っていることが多くあまり信用をしていない」という生の声も出ており、実際に足を運んだ際のクレームにも発展しかねません。
このようなWEB上の情報整備が整っていない場合、「来店したのにやっていないという」ユーザーだけでなく、「来店しようと思っていたのにGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の情報を確認したら、営業していなかったため来店しなかった」というユーザーへの機会損失が生まれる可能性もあります。
またこのような機会損失だけでなく、クチコミにも大きな影響を与えることがわかりました。
口コミコムが調査をした内容が非常に面白いデータとなっていた為、こちらでもご紹介させて頂きます。
引用)Web上の営業時間が実際と異なると、口コミの低評価率は61.5%に
- 渋谷・表参道エリアの飲食店800店舗を対象に、過去1年間(2020年4月~2021年4月)中に寄せられたクチコミ56,956件
- 「営業時間」というキーワードで絞込調査後、54件のクチコミが該当
- そのうちネガティブな投稿が13件
- 13件のうち★1・2の投稿が61.5%を占めた
引用)https://lab.kutikomi.com/news/2021/04/13/manboukutikomicom/
コロナ禍だからこそのネガティブワードとして、感染対策におけるネガティブワードのうち「店員」というキーワードでのネガティブ投稿が多く存在しているようです。
Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の最新情報の投稿でコロナ対策に関する情報は発信できますが、それ以上に生の声であるクチコミに集客が左右されることも考えられます。
上記では、クチコミの★を意識した内容をお伝えいたしましたが、クチコミの内容もしっかりと把握することで店舗改善を図ることも必要だとわかります。
集客に最も使われているクチコミ・予約サイトはGoogleマップ!?
Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)へのネガティブなクチコミ投稿がなぜそこまで集客に影響を及ぼすのか?
こちらも口コミコムが調査をしている内容で非常に興味深いデータがありました。
引用)集客に使われる口コミサイト1位は「Googleマップ」一方「改ざん」リスクの認識不足が浮き彫りに…「実店舗のGoogleマイビジネス・口コミサイト利用状況」アンケート実施
調査対象300名に複数回答可としてアンケートを調査したところ、下記のようなデータが出ており抜粋をさせて頂きました。
引用)https://lab.kutikomi.com/news/2021/04/13/manboukutikomicom/
Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)に関してコンサルティングやツールの提供をさせて頂いておりますが、このデータについては数年前では想定できなかったデータです。
店舗オーナー様のGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の積極的な運用と、検索ユーザーのGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の精度が上がってきたことによる安心度から出てきているデータではないでしょうか。
このように、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)のクチコミはユーザーにとって店舗を選択する際の重要な情報源になっていることがわかります。
同時に、店舗情報が整備されていないことによるネガティブな投稿や、店・スタッフのコロナ対策に関するネガティブ情報は集客にも大きな影響を与えてしまうという根拠あるデータになることもわかります。
忙しくて店舗情報の管理やクチコミの管理がうまくできない場合は?
Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)は、Googleが店舗オーナー様に無料でご活用いただける集客媒体として存在しています。そのため、自身で管理することを第一に考えなくてはなりません。
営業時間の変更は比較的簡単に行えるため、どちらかというと集客のために必要なクチコミをいかに集め、いかに管理(把握)ができるかという点でツールをオススメしています。
※営業時間の変更方法は非常に簡単ですので、下記記事をご覧ください。
弊社は、クチコミの促進と管理が行える「星カクトくん」というツールを開発しています。
ポジティブなクチコミを集めたい!ネガティブなクチコミをいち早くキャッチアップしたい!という課題をお持ちでご興味のある方は、是非動画に内容がまとまっていますのでご視聴いただければ幸いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
コロナ禍におけるGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の立ち位置や重要性をお分かりいただけたかと存じます。Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)に集まるクチコミは、来店までの比較検討に重要なコンテンツです。
WEBに露出しているGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の店舗情報は店舗に来店を促す「営業マン」という認識を持つと、より情報の整備にも重要性の理解を頂けるのではないでしょうか。
是非試してみてください。
新卒で中堅・中小・歯科医院向けのWebコンサルティング会社に入社。Web広告、SEO、サイト制作、求人広告のセールスを経験後、上司であった武藤が設立したトライハッチのビジョンに共感しトライハッチに参画。現在は営業本部、営業課の課長として大手企業様から個人店様まで、MEOやMEOチェキのセールスに従事。課長としてセールスチームのマネジメントも実施。これまでに300店舗以上のMEO支援を実施するMEOのプロ。