2017年からWeb上の予約にも対応したGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)ですが、最近は生活様式も代わり、ますます利用シーンが増えていますね。
しかし、出前館やUber Eatsなどの外部サイトへの事前注文リンクは店舗側で設置することができず、お困りの店舗様も多いかと思います。
そこで本記事では、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)でUber Eatsや出前館などの外部サイトへのリンクが設置できない時の解決方法を解説していきます。
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目次
- 飲食業界が抱える課題
- 飲食店顧客のアンケート結果
- 飲食店事業者が行うべきGBP運用
【結論!】短縮URLリンクを使用し事前注文リンクを設置するのがおすすめ
まず先に、結論をお伝えさせて頂きます。
今回の方法では、短縮URL作成サービス(無料)を利用し、Uber Eatsと紐づいた短縮URLリンクを設置していきます。
通常のURLを設置しようとすると下の写真のような状態になり、設置することができません。
詳細は後述しますが、簡潔にお伝えするとGoogleがドメイン名でサイトの種類を認識しているため、Uber Eatsなどのドメインだと掲載を拒否されてしまいます。
今回の方法では、短縮URLを経由することでリダイレクト処理がかかり、設置場所のドメイン名が変更され、リンクの設置が可能になります。
短縮URLリンクとは?
短縮URL作成は、Webサービスの一つで長いURLを短く短縮してくれるサービスです。
例えば、下のように長いURLでも短縮URLにすることで短くなり、見た目も綺麗になります。
クリックしても同じ場所にリンクされているので、ページの遷移先は同一のものとなり、このサービスを利用して事前注文リンクを設置していきます。
短縮URLリンクのメリット・デメリット
メリットはなんといっても、URLが短縮されることでスッキリとした見た目にできたり、今回のように外部にリダイレクトをかけ、見せ方を変えることができる点です。
その反面デメリットとして、サービスが終了すれば作成したリンクもなくなるため、再度作り直す必要があります。
- メリット:URLの見た目が綺麗、リダイレクト処理がかかるので事前注文リンクに設置できる
- デメリット:サービス終了とともに、リンク切れになってしまう
ただ、今回の場合は、Google側で自動抽出されるまでの繋ぎになりますので、そこまで大きな問題にならないと言えます。
短縮リンクを使って事前注文リンクを設置する方法
それではここから、短縮リンクを使って事前注文リンクに設置していく方法について、具体的に解説していきます。
たったの3ステップでできるため、早速やっていきましょう。
2.短縮されたURLを事前注文リンクに設置する
3.反映されたことを確認できれば完了
STEP① 短縮URL作成サービスを使ってURLを短縮する
それではここから、詳しいやり方を解説していきます。
まず、短縮URLサービスを使用し、URLを短くします。
画像の赤い枠内に、短くしたいURLをペーストして、Shortenをクリックします。
このように、どんなに長いURLでも短いURLにすることができます。
STEP② Googleマイビジネスで事前注文リンクに設定する
Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)にログインし、情報ページの事前注文リンクの項目を編集します。
リンクをペーストしたら、承認されるまで待つだけです。
STEP③ 設定したリンクが承認されているかを確認する
無事に承認されたか確認し、反映されていれば問題なく設置されています。
これだけで一時的にですが、Uber Eatsなどの外部サイトへのリンクをGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)に設置することができます。
そもそもGoogleが提供する事前注文リンクとは?
Googleマップで2017年から利用できる予約リンクですが、近年生活様式の変化もあり、ますます利用シーンが増えていますね。
そんな予約リンクの中で特にデリバリーやテイクアウトに特化したものが、事前注文リンクとなります。
このリンクからUber Eatsや出前館などのサービスサイトや自社の注文ページにリンクを設置することができ、集客に繋げることができます。
事前注文リンクが貼れるサービスとは?
事前注文リンクの掲載を確認できているサービスは、主に以下の3つです。
- Uber Eats
- 出前館
- オフィシャルサイト
出前館やUber Eatsに加え、オフィシャルサイトもOKなようですね。
今回の短縮URLリンクは、このオフィシャルサイトの枠を利用した仕組みとなっています。
事前注文リンクや予約リンクが設置される基準とは?
事前注文リンクや予約リンクは、自社サイトでなければ店舗側で設定や登録をすることはできません。
基本的にはUber Eatsなどのサービス提供サイトの構造化データを元に、Googleが自動抽出したリンクを設置する仕組みとなっています。
ここで、注意して欲しい点が「Googleの自動抽出による」という所です。
言い換えてしまえば、店舗様でUber Eatsの登録が完了し集客しようとしても、表示されるまでに時間がかかってしまいます。
そのため、今回の短縮URLリンクを設置する方法がおすすめと言えるんですね。
Googleの公式回答で短縮リンク設置の危険性はなし!
ちょっと裏技っぽい短縮リンクで設置ですが、実際に問題はないのでしょうか。
弊社から直接Googleに問い合わせ、問題なしとの回答をいただくことが出来ました。
Googleからの返答
事前注文リンクは管理者様でもご設定いただくことが可能でありますため、
上部に表示させる優先リンクとして、ご希望のリンクを管理画面に設定することをご検討いただければと存じます。
また、リンクを短縮することに問題はございませんため、その点についてはご安心くださいませ。
自動抽出されたら短縮リンクは削除しましょう!
今回は、Uber Eatsなどの事前注文リンクの一時的な設置方法を解説してきました。
ただ実際の注文画面を見てみると、やはりUber Eats公式サイトの方が見え方が綺麗ですし、お客様も安心できると思います。
ですので、Uber Eats公式サイトが自動抽出されたら短縮リンクは削除することをおすすめします。
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目次
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パティシエ、カフェ店長として複数店舗の運営を10年以上経験。その際にMEOやInstagram運用、SEO対策の知見を蓄積。その後、株式会社トライハッチに参画。マーケティングサポート本部の責任者として、お客様のMEOやSEOを中心に上位表示や来店増加を支援。その他にもMEOのランキングシグナルにおけるアルゴリズム解析やチームマネジメントを実施。累計3,000店舗以上のMEO支援実績。